仙台クラシックフェスティバル


仙台クラシックフェスティバル*1に行きました。
写真は会場の仙台市青葉区旭ヶ丘・青年文化センターです。
1公演1000円なので、初めてこういうコンサートに参加する、という人にも敷居が低いのです。
いくつも聴く、というのもいいかもしれません。
しかし、数を聴くとなるとまとまった金額になるので、回数券の類があると嬉しいのですが…。
まぁ、普通のコンサートに比べてかなり割安だから文句を言うな、と言われそうです。


ただ一つ残念なのは、チケットが取りにくいことでしょうか。
長谷川陽子さんや高嶋ちさ子さんのような有名な方々はかなり早いうちに席が売り切れたようで、
わたしが予約しようとしたときにはもう満席でした…。
一般的な「クラシック・コンサート」と同じ気持ちで予約しようと思うと遅いかもしれません。


さて、中身についてですが、鮫島有美子さんの公演に行きました*2
十八番である、ドイツ・リートを主体としたプログラムでした。
わたしは、声楽曲はある程度聴きますが、
実を言うと歌曲は何故かほとんど聴かない、というよりもわたしが忘れていた分野なので
この機会にちょっと聴いてみようと思ったのです。
少し知らない曲もありましたが、なかなか楽しめるものでした。
ピアノと歌手、というシンプルな組み合わせというのは、
人間の声が本来持つ魅力をよく引き出してくれるものだと改めて認識しました。


時間は… 普通のコンサートに比べて短かったので、少し物足りないような気もしましたが、
たまには短いコンサートというのもいいものだと思います。


いつもはあまり聴かない分野にちょっと冒険してみるにもいい機会だったと思います。

*1:http://www.bunka.city.sendai.jp/sencla/

*2:この人もそれなりに有名な演奏家ではありますが。