Cotswolds

今回のUK旅行ではマイクロに加えてもう1戦、レースに参加してきました。
SuperProductionCup-UKのRound13&14、Cotswoldsが開催場所です。(イギリスはCotswoldsに行ったと言ったときにRCを想像する人はまずいないと思いますが。)
SPC-UKはタミヤカップUKがタミヤ英国代理店がシリーズ継続を2009年までで打ち切ったのに対し、レースを運営していたメンバーが、同様に楽しめるレースを狙ってHPIやMuchMore等のサポートを取り付け今年から開催されているシリーズです。
Cotswoldsは写真で見て一度行って見たいと思いながらも叶わなかったコースで、小さな空港の敷地の一角にあります。今回も入り口を探すのに苦労しましたが、なんとかたどり着きました。

広いコースは操縦台から離れるにつれ微妙に下っている斜面に作られていています。ちょっと難しい面もありますが、それが走りがいともいえるでしょう。
またイギリスの屋外コースでは珍しくピットエリアに240Vコンセントが用意されていました。
今回はF103でF1オープンクラス(他にF1は冠スポンサーであるHPIのF-Tenワンメイクもある)に参加しました。
F1オープンはF-Tenに加えてタミヤ、3Racingのシャシーが使え、モーターはHPIサターン20T、タイヤは指定のゴムタイヤで行われ、予選は4回、決勝は2回で構成されます。
天気は晴れでしたが昨晩の雨で朝方はコースが濡れた状態から始まりましたが、コース右半分が操縦台で日陰になっていてなかなか乾きません。が、今回はポイント制ではなくベストタイムで決まる予選なので最後に1回良いタイムを出せばよい、となります。
私は予選3回目、まだ濡れているところがありましたが現地の方に借りたグリップ剤を塗って勝負に出たところ、ぎりぎりですが一人13周に入ることが出来、暫定TQ、最後の予選もみなタイムUpを狙ってミスがあったのか(私はそうでしたが)、13周の記録は他に出ず、PP獲得となりました。実は事前に日本でレギュにあわせたモーター、タイヤで走れたのは2時間のみだったので驚きの結果です。
決勝1回目は何回かミスもあり1-2位を入れ替わりながらのレースとなりましたが、何とか首位でゴール、2回目はオープニングラップのヘアピン進入で姿勢が乱れて2位に落ち、次のコーナーでインに並びかけたところコース内側の芝生につかまり大きく後退、頑張って追い上げましたが周回遅れと絡む不運もあり、4位でゴールしました。
走って楽しいコースでバトルが楽しめ非常に満足のところに、ドライバーオブザデイをもらってしまいました。はるばる日本から...のコメントつきでしたが...そもそもこの賞は在英中に私が頑張っている子供を対象に提案したものだったのですがまさか自分がもらうことになるとは!
久々に会った方からは最終戦も来いとか、来年の休暇もレースカレンダーを見てから決めろとか馬鹿な話で笑いあいましたが、近い未来に実現するのは大変です。

懲りずにまたを考えましょう。