魔法少女リリカルなのは Detonation 公式サイト
109シネマズにて鑑賞。
原作*1は未視聴。しかし、A's*2は一部、Strikers*3は全話を視聴したので、大まかなストーリーは把握済み。
まず思ったことは、もっと上映時間を短くすることが出来ただろう!そのあたりが不満。
あれもやりたい、これもやりたいというのは理解できる。理解できるし、ファンサービスとして正しいとも思う。けれども、もっと無駄を省いて緩急のついた良いストーリーになりえただろうに、もったいない。
なのはがフェイトに向かって「伝えたいことがわかった。友達になりたいんだ」と言うセリフがこの映画の全てだったはず。極端に言えば、出会い・ぶつかり・分かり合う。この3点を描ければ、あとはおまけでしょ?おまけを本編と同じように描いたために中だるみのする冗長なストーリーになったのだと思うけど違うかな。
個人的に気になったのは、冒頭のなのはの回り込みのカット。なのはの後姿から左横顔、正面へという回り込み。ちょっと力及ばずだったかな。一昔前ならOKだけれど、イマドキは3DCGモデルを使って描くカットだよね。というか、よほど自信が無いと手描きで回り込みをやらないよね。
終盤でなのはがフェイトに向かって「また会おう」と言うセリフがあるのですが、それが客席に向かって言っているように描いているので(次はA'sの劇場アニメ化?)と邪推してしまいしました。まあ、好成績ならやるんでしょうけど(笑)
惜しい。あと一歩!という作品。そういえば原作からivoryの名前が消えて都築真紀のみになっていたな。
劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS
劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』オフィシャルサイト
チネチッタにて鑑賞。
原作*1は未プレイ。TVアニメ*2も未視聴。かなり有名ですから大まかなストーリーは把握済み。
「リリカルなのは」*3と「Fate/stay night」では、原作ゲームの発売本数が文字通り桁違いだから面白さも桁違いか(笑)などと浮かれていました。
観終わって思ったことは、すごいね!ダイジェストとはこうあるべき。という見事な作品でした。好みの問題もあるとは思いますが、ダイジェストを映画で観て楽しい?という意見もあるかもしれません。原作を知らないわたしでも、駆け足進行だなということは分かるくらい早回しに感じます。でも、先に観た「リリカルなのは」比べると、見せたい部分*4がハッキリ分かっていて、そこをキチンとそして丁寧に描けているので良く出来た作品だと思います。
各サーヴァントに見せ場があるし、その能力というか強さもしっかり描かれていたし、過不足なく堪能できた気がします。
原作を知らないので、分からない点が2つほど。「ライダーを殺したのは誰か」「セイバーはなぜ消えたのか」
ライダーは状況からキャスターの関係者が殺したんですよね。でもあの時点ではアサシンしかいないからキャスター自身が殺した?でも最弱のサーヴァントが殺せるのか?魔術であっさり?
セイバーはエクスカリバーを使って魔力を失って消えたってことでいいの?そこまで絶対的な力だったのか?
良く出来ているとはいえ、もう一度観に行きたいとは思わないのですが。
*1:
*2: Fate/stay night Blu-ray BOX <期間限定生産>
*3: