La’cryma Christi 2006.11.29(水) 東京 Shibuya O-EAST

取り敢えず順番で、ラクリマの渋谷EASTレポ。
人と待ち合わせすると開演前に着ける事に気づいた。
もうちょっと頑張れ、自分(笑)
そんな訳で今日は久々にS子ちゃんと一緒に。
開演までの彼女との会話が衝撃で、途中抜けまくり。
老化防止のために必死に思い出してみた。

WHERE THE EARTH IS ROTTING AWAY(初回限定盤)(DVD付)

WHERE THE EARTH IS ROTTING AWAY(初回限定盤)(DVD付)

今日のTAKAの声は出ていた。
五月は結構?みたいな事も多かったのだが。
NightFlightのギター足りなくて悲しい。
音が一音足りないことがこんなにも物足らない感じを与えるなんて。
HIROのギター自体はとても冴えてた。
技術だけなら本当にトップレベルなんだろう。
勿論ワタシは作曲に関しても凄い才能があると思っているのだが、
現実問題売れなきゃそれは意味がないのだ、プロとしては。
で、今回は何故かカバーバンドなんかい。と思うぐらいお遊びのカバーが多かった。
何だかそれは吹っ切れたというより、肩の力が抜けた感じで、
とてもメンバーが楽しそうだったのが印象的だった。
悲しいね、なんだか。
それで聖飢魔Ⅱ蝋人形の館やってました。
神戸で初めてやってたのは知ってたが、一回目のサビまでやってた。
これHIROがVoだったんですが、予想の斜め上を行く上手さに衝撃。
寧ろTAKAよりHR/HM的なモノに向いた声なんじゃないかと思った。
でも、きっとワタシはHIROがVoのバンドが見たいわけじゃない気がする。
HIRO好きなんだけど、ギタリストとしてのHIROがきっと好きだ。
SHUSEも洋楽のカバーをしていた。
どうもモトリー・クルーらしい。
洋楽は疎いので分からん。
何故かTAKAがベース弾いてた。
・・・・君はボーカルでよかったと思うよ。
終わった後SHUSEが
「俺初めて歌ったわ!!w」
と文句言ってました。予定外だったらしい。
レビンはスティック回しが超進化していた。
どうしてもワタシはHIROかKOJIをメインに見ていたので、
レビン自体に視線が行きにくかったのですが、今回は立ち位置的に良く見えて。
この前はずっとサングラスしてたんだが、今回は髭生えてた。
・・・・髭。
何故V系ミュージシャンは髭を生やすと大概似合わないのだろう。
イメージじゃないからなんだろうか。
にしても、LEVINというキャラに髭はジャニーズに髭より悲惨。
中身と外見に差がありすぎるのだ。
もう30は過ぎてるし、あんなにムキムキになってなお可愛いという事実が彼の悲劇だな。
TAKAのMCも相変わらずだった。
解散的なものは完全に排除だったが、そんなの必要のない寒さ。
流石、熟練の技(違う)
「最近良く手紙とか貰うんだけど、独特なMCがいいです、とか書いてある。
 それ褒めてないから!」


・・・・それは手紙を書いた子の精一杯の愛情なn(ry)
流れは忘れたけど
ラクリマ党に清き一票を!!」
とか言ってた。
今回TAKAの衣装がアンコール毎に変わってた。
最初のロングコート?ロングジャケット?もどこかで見たような気がするのだが、
シルバーのふさふさのショートコートもどっかで見たような。
そのふさふさのコートの下が何かアリエナイ組み合わせで、
本人も柄ON柄とか言ってたんですが、柄シャツ&柄物パンツ。
それ以前に毎回パンツまで変えるのは何故!?
何かオッサンというより関西のおばはん的な・・・。
TAKAのMC中ずっとSHUSEは後ろで苦笑い、
HIROはスピーカーにもたれてまったり。
何か長年やってきたという空気感を凄く感じた。


今回改めて思ったのはSHUSEのコーラス酷くなってる、やっぱり。
前回もザンバラで殺されるかと思ったんだけど、
昔の曲Ivory trees 夜間飛行でかなりきつかった。
正直HIROの方が上手いような。
昔は凄く良かったという思いがあるから、そう聞こえるのかな。
まあ、HIROコーラスがまともにあるのは最近の曲しかないので、一概には言えないのだが。
SHUSEの声質とTAKAの声質が合わないのかね・・・

Sound & Vision THE SINGLES + Selection from LIVE

Sound & Vision THE SINGLES + Selection from LIVE "DECADE"

あと今回は明らかな出戻りも多かった。
昔の振りやってる人もいたし。
所で1/20のZEEPがチケあっさり取れなかったんですが、
最近どうも冴えない。
非常に冴えない。
オクで随分流れてるようだったから、その内なんとかなればいいと思うんですけど。
私の10年が何だったのか、彼らの10年が何だったのか其れを確かめたいだけなんですが。
どなたか譲ってくださる方は居ないわな・・・・

  • セットリスト


Shuttle
Standing on the edge
CANNONBALL
Million miles away
Day by day
Long distance
Night Flight
Soulful day
Fly to the moon
Heartbreaker
Blossom
Breaking
Hot Rod Circuit
Sweet lil' devil
(an.1)
Ivory trees
Mystical Glider
(an.2)
月の瞼
Don't tell me lies
(某所より転載の為、多分こんな感じ)

麺は二次元

S子さんと開演前に
バンギャは何故腐女子が多いのか」
という下らない話をしていたのですが、ワタシが言ったのは
『麺は二次元だから』
という身も蓋もない結論でした。
V系バンドって基本的に腐女子に受けがいいと思うんですよ。
多分ですが、バンギャより腐女子が先の人の方が多いはずだ。
というより、バンギャ腐女子なんじゃなく、腐女子バンギャにスライドの方が圧倒的に多いと思う
そこで何故スライドするのかというと、『麺は二次元』に行き着くのである。
V系バンドのタイアップにアニメが多いというのもあるんだろうけどさ。
だからワタシの思い込みだとFACKや狙いちゃんと呼ばれる方々に腐女子って凄く少数派だと思う。
勿論全ての腐女子の方々が反応するわけではないが、腐女子中二病を併発すると凄く発症リスクが高い。
V系バンドのモチーフと、腐女子の好むモチーフは酷似している。
退廃的であったり非現実、幻想的、もっと簡単に言うと黒、バラ、十字架、である。
腐女子はファンタジーが大好きだ。(ワタシもだ)
V系バンドはファンタジーだ。
実際は人間のやる事なのでそう上手くはいかないのだが、
少なくとも他のバンドや音楽に比べると、とても異質だ。
その異質さはワタシは他の人とは違うと思いたい中二病罹患者にとってはかなり格好の的だと思う。
なのでバンギャの年齢層も自ずと低くなる。
ある程度の年齢になったら病理は自然に薄れてしまうものだし、
何よりもこの界隈の回転の速さが上がりやすくさせているんだろう。
多分バンドの平均継続年数なんて4〜5年がいい所でしょう。
中学生で早くもバンギャになってしまったとしても、大学卒業まで続くバンドなんて数えるほどしかない。
そしてそんなバンドは脱V系になってしまうのだろうし。
何か書き連ねてみたものの、どうみても自分が痛いという事について解説しているようで居たたまれなくなってきた・・・。
あとバンギャの派閥の中には所謂ヤンキー系というのもあると思う。
これも好むものの傾向が似ている所為なんだろう。
ただ根本的に思考回路が違うのは、腐女子は麺が二次元で萌え対象であるのに対して、
ヤンキー系の方々は麺やバンドに自分を重ねて、尊敬や崇拝の対象と考えていると思われる。
V系バンドは兎にも角にも孤独のモチーフが多い。
腐女子もヤンキー系も質は違えど孤独に共感しているんだろうな。
・・・所でワタシの病理は中二病なんだろうか。
ワタシは所詮顔ファンだからなあ(何)
何かで知り合いに某有名バンドマンがいる、紹介してやろうか、と言われたのだが、
ヤッちまったら三次元になるし、それって価値なくない?と本気で思った。
友達として話してみたい人はいるけど、それは自分で手に入れればいいし。
バンドマンは二次元。
じゃないと、ナマモノ同人なんて手を出さな(ry)