全体最適の問題解決入門―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!
全体最適の問題解決入門―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!
- 作者: 岸良裕司,きしらまゆこ
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今までは、自分自身の問題の解決だけしてれば、結果がついてきたのでこの手の本は読む理由がなかったのです。が、最近は自分の属しているグループの問題まで拡大して考えないと個人の問題も解決していかなくなってきた。今までは「部分最適」=「全体最適」となっていたのが、今は「部分最適」≠「全体最適」。
それで初めて、TOC関連の本を読んでみた。
内容としては
- 問題の全体像を「描き」
- 「行動」の対立を見つけ出し
- 新たな行動案を作る
ということをやっていくことが基本になっている。
個人的に一番知りたかった、新たな行動案を作ることに対しての解決策に目新しいものがなく、残念だが、「描く」ということに対して、洗練されたツールを紹介しているところが見どころ。グループで問題を解決するには「見える化」することが大切だと思うので、いいことだと思った。