飛行機の中であった雑誌たち。
- 出版社/メーカー: 日経ホーム出版社
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「こう生きればbetterになれる」みたいなことを提案してる。そんなに現状は悪いのか。「変わらなければならない」としたら、「変わらなければならない」と迫る態度のほう。女性が女性にかける呪いであり、ある者は「私のようになれ」と迫り、ある者は「変われば愛される」と思うーー。「満たされない思い」をつくりだすことで、消費につなげて経済を勃興させる使命を得ているのかとも思ったが(思ってないが)。
あと、上二冊に共通するのは、「〜〜!」という、ビックリマークの多用。TRENDYの方は、斜めのビックリマーク…「!」で、ウーマンの方は、まっすぐの「!」。これは小中学生が作文で、注意をひきたいときに使う手法だが、大人は子供に比べて子供ではないというのが定説であり、それは「子供は大人よりも純粋であり未来がある」という祈りでもあるわけだが、実のところわれわれの精神はそれほど成長をみるわけではなく、大人が子供を特権視することの欺瞞をこの「!」に読み取っていい。また男向け雑誌が斜めのビックリマークで女向け雑誌がまっすぐのビックリマークであることで、「男は斜めからものを見よーー女はまっすぐ素直であれ」というメッセージを発している可能性もある。と本気で思っているわけではないことを、一応付け加えておきたいと思わせる、真面目さがある。言っておくが、私はただ真面目な人がけっこう好きだ。
しかしここの雑誌は営業がちゃんと営業しているのか、はまぞうでも簡単に出てくる。ELLEやWITHも読んだが、はまぞうでなかなか出てこないので諦めた。ELLEはスカーレット・ヨハンソンが可愛い。ELLEはUSバージョンを現地で買ってきた。WITHは松嶋菜々子が十年前くらいの服装をしていた。
週刊文春と週刊新潮も読んだ。文章が頭の悪さを感じさせた。
それとなんか読んだかな?
ほんとは単行本持ってくはずだったのに、机の上に忘れていったので、現地ではゴロゴロした。