延原時行歌集「命輝く」(第953回)(昨日の「さんさん花の会花壇」)


       延原時行歌集「命輝く」(第953回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(181−9) 知らるるの歌、充実感の歌、我が妻の歌、大学の歌、我が日々の歌、推敲中の歌、妻の信の歌、御業の歌、復活の歌、我妻の心の歌、復活の歌(二)、英文箴言作りの歌、信復活論の歌、ピンポンの歌、本作りの歌、雪と主の歌、笑み増しの第三、四、五態の歌、生涯業績の歌、我妻やの歌、岸辺立つ主の歌、いのちの歌、友方友情の歌、いのち仕事の歌、極み見ゆの歌、汝が面やの歌、妹背会話の歌、昨日の歌、人誰もの歌、箴言の歌、甦りの歌。(2014年5月11-20)


    5月17日
           友方友情の歌五首

   友方がノーちゃん生涯覚へてぞ思ひ出語りなし給ひしと
(備考:鳥飼慶陽師、鈴木慎梧師、荒川純太郎師の連携麗しく鈴木師の心籠るご説明の後「(関西学院神学部1967年同期生)クラス会参加者一同、彼女を偲ぶ時特別な思いで持つことできました」(荒川師の鳥飼師へのメール文)との事なり。感謝無尽も)

   汝(な)が笑みは棺中ひそと捧げらるされど友方歓喜分かつも

   今やこそ汝が思ひ出は天父のぞ祝ひ賜り無辺宇宙に

   風や吹け鳥や歌えよ汝が笑みは宇宙友方共笑みの風

   共笑みは空高くまた低くまで風と吹きつつ甦り告ぐ
   (備考:ノーちゃん、そやないか。そう)

    5月18日
          いのち仕事の歌八首

   悟りたり心リハビリ箴言は天父奉献永久のいのちぞ

   ノーちゃんが本作りしたい父さんよやってと言ふやいのち仕事ぞ(備考:いのち天父の許に成るも、その解説地上にあるべしとの事なり。それ本作りなり)

   箴言の作成過程活写せる実録こそや尊し思ふ

   而してぞ延原信子箴言やいのちの智慧の開示たる知る
(備考:いのちの智慧の開示信子の場合常に逆理的なりき。箴言第二、三条の如し:”I am not a philosopher; but I know the philosophical world. This is the core of Christianity.”

   人にはぞ身体治癒の過程ありより尊きは心過程ぞ

   かにかくに人は言ふとも我妻は人生神学完成に生く
(備考:「一期一会を大切に思ひ出作り棺が焼けても天父に持参奉献したい。」これその要諦なり。格別なる心事なり。幾遍も言ふ如く、これなくば世界からの復活の大前提あるなし。すなわちホ氏の言ふ"the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attension"これなり)

   かかる故この神学の完成や人生内に非ず外なり

   我妻の棺内に笑む奇しくもや人生神学完成予兆



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延原先生から届いた新たな写真帳『表情の信子―友多くリューマチセンターいと楽し』(新潟県リューマチセンター・2011年2月〜2011年6月)より、歌に添えて一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第六回です。



    
    「新潟県リューマチセンターにて 2011年2月
       五十嵐療法士 <延原さん、何が好き?>
           信子 <バッテラときつねウドン好きや>
           時行 <そうか、今度なあ>    」



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延原先生は昨日「喜寿のお祝い」でした。奥様から託されている『復活の省察ー妻と歌う』の本づくりも順調にすすみ、明日には初校ゲラがあがってくるようです。

毎日こうして歌いながら、秋の国内での学会や来春のクレアモントでの国際学会の講演論文などの諸準備も、着々とはかどっておりますとか・・・。

先生の御仕事ぶりをみていると、わたしにはむかしからいつも、鈴木大拙師の御生涯と重なってきます。学生時代に一度だけ、京都で大拙師のお話を聴いて、すっかり惚れ込んでしまいましたが、あのとき大拙氏は93歳のご高齢でしたが、飄々として世界に羽ばたいくお働きぶりでした。


昨日は大暑、猛暑の中、毎日中庭の花壇などに水遣りは続きます。
それでも神戸は、はやくもきょうは「ひぐらしが鳴きはじめた」ようですよ。

今日の写真は、昨日の「さんさん花の会花壇」です。
ことしもわたしたちの「さんさん花の会」の花壇は、「神戸市民花壇」のひとつとして「いいね」と評価をいただいているそうで・・・・。
みちゆくひとたちの声も嬉しくて・・・。「花の会」のみなさん、がんばっています。