快勝の後に

ベランダから庭 040425

「モチベーション」は難しいなぁ。
ハンガリー戦から日も空かず、監督は練習中にボール遊びに興じ、ミーティングもなく(?)、例外はあれどやっぱり海外組は先発で、
まぁ磐田組のACLでの疲労は抜けて、海外組稲本・小野がキレていて、FW陣も前試合で自信を深めたって事はあっただろうけど、
攻守及びきつい状態ほぼ全てに渡る集中力をどんなエネルギーが引き出したのか*1

この訳の分からない結果を踏まえてジーコへの評価が一端リセットかかるように思います。あ、いやリセットって言うと言い過ぎか、なんちゅうの?ジーコがこの結果をどう活かそうとするのか、しないのかw。ま、偶然にせよ、一つ形を手に入れたので、一次予選の心配はグンと減ったかと。


日本が非常にイメージのシンクロしたゲームを作れた原因がなんだったのか、一過性の物にしない為にも検証する必要があると思いました。
以前の日記*2に書いた「フッチボゥアレグリでは戦えない」と言う考えは余り変わりませんが。

さて、チェコが本来の4411ではなかったようですが、352のサイドとしてポボルスキーが機能してなかった点が大きかったのではないかと。
アレックスがポボルスキーの前にいることはあっても逆は殆どなかった様に思う。

*1:そしてチェコの動きが最初からヌルかったのはなぜだったのか

*2:どこだっけ

チェコ戦コメントリンク

(ちょっと某大手さんが体調崩してる隙に真似してみたが、しかも適当に、復活してくれたみたいなのでもういいや<ヲイ)

単純に三都主−坪井−田中−加地とすれば、中盤の構成はともかくとして「4バック」は可能だった。それを結果的に行わなかったのは、何がしかの意図があったと考えていいだろう。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4053: Fly away on my zephyr

試合そのものの「勝因」はチェコのテスト布陣が失敗に終わったことが大きいのだが、日本の奮闘振りは間違いなく賞賛に値するものだった。
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=31820&pg=20040428:ひしゃく

負けても少しも悔しさを感じさせずにひょうひょうとしている選手やチーム関係者の態度に(ジーコが)憤ったということなんでしょうね。そんな姿勢だったら、本物の勝負には勝てない・・。そしてチェコ戦では、合流した稲本と小野を除き、ハンガリー戦と同じメンバーを送り出したのですよ。もう一度チャンスをやる・・次はないぞ・・。危機感・緊張感を基盤にしたチームモティベーション。選手たちも、こうなったら奮起するしかありませんからね。
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_2.folder/04_japan_4.28.html湯浅健二

柳沢をスタメンから外した事、疲労が見えてきた稲本を早々に交替させたは、従来の「ジーコ方式」とは間違いなく違う
http://hsyf610muto.blogtribe.org/entry-e9fdb07d0baa369d3fccc6bfe5a7bebc.html:武藤文雄

かなり偶然性が強く働いたことには間違いない。

今回の勝利の要因を正しく分析し、その上でひたすらベストメンバー&欧州組といったこれまでの方針の転換がジーコに可能なのかどうかを注意深く見守る必要はあるだろう。
http://gazfootball.com/column/europe-away04-04.htmlガゼッタ

シンプルな動き、個人技、システムはまさに日本が以前からそしてJリーグでも積み上げている動き。
これから この形がスタンダードになるかどうか、

id:marky:20040429#p2 :Route10

各自が自らの役割を心得たあの動きはいつ誕生したのか。
藤田&田中誠を柱にした磐田勢? プラハで代表に春をもたらしたか?:ということは、その後鎮圧&弾圧されるのだが。

id:SH77:20040429#p2 :Silverhound can’t be the target of spells or abilities.

ハンガリー戦とメンバーの激しい入れ替わりがなかったっていうのと、やっぱり中田がいなかったってのが大きいのかなぁ…。
id:fuksia:20040429#p1 ://she was crazy /:チェコ戦前半見た。

昨日はヒデがいなかったことがもしかすると良い方向に進んだのかもしれません。ヒデがいるとみんながオマカセ的に頼って事を進めてしまい、ぬるい気持ちで試合をしてしまうのかもしれないと思ったのは私だけでしょうか。
id:fw_gon:20040429#p1 :北の国からのひとりごと

これはジーコの指示・戦略によってなのか、もしくはDF陣のけがの影響で余儀なくされた3バックが選手間の展開力・創造力をリンクさせているのか。
id:saryu:20040429#p1 :*1

チェコファンの友人によると3バックが機能していないとのこと。逆に日本の3バックは機能してる。チェコのウルチカ以上に日本のウルチカが機能してる。ネドヴェドの気分はまるでサジタリウスの聖衣を着た聖矢と対峙しているアイオリアなんじゃないだろうか?
id:Louis:20040428#p11:テレビ探偵☆ツンドラタイガー

この代表ではじめて有効に機能した戦術が、ジーコの標榜するポゼッション サッカーではなくガン引きカウンターだったのは皮肉。
 ジーコはこのまま現実的に生きるのか、理想に殉じるのか。

id:oktm3:20040429#p1

*1:すいませんスルーできませんでした。

チェコ戦

これだけ素晴らしい内容の試合をしてもジーコを賞賛する意見が殆ど見られないのが現実だと思う*1
結局、チェコ戦は今まで散々ジーコ監督がミスし続けて来た戦術*2やメンバーのチョイスが外的要因*3によってたまたま成功した事がグッドパフォーマンスの原因で、ジーコが今までやって来た仕事が実を結んだ、突き抜けたと言うものじゃない。
そして、「これか!ジーコの理想型は!」と膝を打つ様なものでもなかったと言えると思う。

まぁ「自分自身で考えてちゃんとサッカーすること」がジーコの理想であるなら*4一回は辿り着いたと言えるだろう。辿り着くまでにえらい手間が掛かったし、辿り着けなかった危険性もパーセントとしては大きなものだったと思う。
が、ひょっとしたらジーコ監督と言う「大きな負荷」を乗り越えて掴んだ今回の勝利が日本のちょっとした宝になるかも知れない。ドリーム全開でお送りしましたw。



*1:まぁあるかも知れないけど

*2:と言っても3か4かと言った単純なもの

*3:主力に怪我とかチェコの実験布陣とか

*4:そんなことを言ってた気もする