先日、桑田「氏」が生出演していたテレビの特集番組の最後で述べていたことが、実現したみたいだ。
オリックスの清原和博内野手が29日、スカイマークスタジアムで打撃練習を行い、大阪・PL学園高時代から「KKコンビ」として知られ、3月に現役を退いた桑田真澄氏が打撃投手を務めた。
ふむふむ。冒頭の特集番組では、桑田「氏」が、「投げたいんですよ」と遠慮がちに述べていた印象が強かったけれども、
「1軍に上がる前に桑田の球を打ちたい」という清原のかねてからの希望が実現した。
清原サイドからも話があったわけなんだな。
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さて、桑田と清原。高校卒業したての若き心に”ドラフト問題”が飛び込み、苦悩の中でのプロ人生が始まったと思う。その辺りについては、特集番組中で、プロ一年目の二人を追うという形の当時のNHK特集が再放送されていて、そこでの二人の表情、言葉にさりげなく、しかし確実に映し出されていた。
それから22年。なんだかんだと言われながらも桑田はユニフォームを脱ぎ、清原も選手寿命の末期に来ている。プロ野球を盛り上げ、プロ野球に揺らされてきた二人だけど、心の「KKコンビ」はプロの世界を離れたところにあるのかもしれないなあ、って思う。
まあ、清原選手は大きな花火を打ち上げて欲しい。