人の悲劇を哂うな!

  最近、心身ともに斜めになっている筆者です。もう、拘るのはよそうよ!と、自らに言い聞かせたR30問題ですが、件のエントリに対して、以下のような感想が、ネット世界でフワリフワドロと漂っています。引用しましょう。catfrogと編集犬のワンワンワールドさんより。

■[今日のナイスエントリ]

http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2006/05/kotonoha2_1d0e.html
ナイス。正直ながすぎて前回の泉さんのあれは読んでない。眺めただけ。なのであれですが掲題のエントリはナイスだと思いました。こういうのは好き。

同じく前回の泉さんのアレは長かったので読んでない派
それをあえて読んで要約を作り、他の人が読む手間を省くのがweb2.0なのかも知れないと思ったりして。


  うむ。はてなグループって良くわからないのですが、最初の人は、「あれですが」三分冊の本を目の前にして、上巻を読まないで中巻から読む人なのですね。例えば、「カラマーゾフ兄弟」(@再読)を中巻から読んで、「ナイスだよ!」という人はいるカモだけど、船戸与一蝦夷地別件」(@文庫版)に初めて接して、上巻を読まずに、中巻から読み始めて、下巻まで辿り着かずに放り出して、でもだけど「ナイス!だよ」と感じる人なのかな?まあ、今回の、ってそんなに大した物語じゃないから、イイかもです、けれどもね^^

  で、後半の人。中々鋭いですね。ウェブ2.0とは「読む手間省く」=ウェブ2.0。正直、これだとか、あれだとか、そんなものが2.0だと思います。でも、表現が、ちょっと小さいかな?どうせなら、

ルイ十三世2.0[Web2.0考]
はやいはなしがルイ十四世
http://sinseihikikomori.bblog.jp/entry/253068/

くらいの勢いと時代背景?が欲しいところだと思いますね。



■結語
  R30の悲劇か喜劇か紙一重は、盲目的な信仰者@ネットオンレイ、あるいはナレアイ持ち上げなのかは不明。だけど、「豚もおだてりゃ、なんとやれや・・・」で、舞い上がって、自ら(=豚、とはいわないよ)の守備範囲を超えて、ブヒブヒ出張っていったのが、マーケッテングの失敗だと思います。守備範囲で、とても魅力的なエントリを期待しています(appleソフトバンクのお話とか)。

(本稿以上)