英語キーボードしかないという憂き目に備えて

センターシフト。1文字頻度のみ考慮。実験配列。


ーはとゃへ ぅゆのを゜
たかしてょ っんい゛うち
そこにけゅ ひくきめれ


ぁほせよぬ ぃやみえぇ
すおなあふ まるつ゛り
ねむわらさ ろも、。ぉ

連続シフトはあまり優秀ではない。連鎖率はランダム配分と同等。密集度合いはそこそこ。
交互打鍵は考慮していない(といっても、結局ほとんどの交互打鍵が濁音のためにとられてしまうのだが)。
左右の負荷分配比率は新JISに似る。

追記

飛鳥に比べると確実に「使いやすくない」。


理由:

  • 1キーに2文字しか配分できないので、3文字配分できるものと比べて中段率を調整しにくい。
  • 濁点に1キーを奪われる。
  • それでいて利点は「英語キーボードでも使える」、「左右シフトの区別がない」の2点のみ。後者は左右シフトの区別に慣れてしまえば利点にならない。

できれば使いたくない手段だ。

21c333風レフティー。多分。

左利きの人が実際に使ってみないことにはどうにも決めようがないのだが、叩き台的なものを見せてくれと言われたのでひとつ。
布教活動しているわけではないのだが、打っているのを見て珍しいと思ってくれたらしい。
打鍵が速くなるわけじゃないよと、一応水をさしておいた。
彼の感想は「なめらか」。そして「親指シフトにしては忙しくなさそうだから、親指シフトだと思わなかった」とのこと。
Nicolaはパタパタする印象があるらしい。Nicolaでパタパタする人は、打つのが速いからパタパタするのだろうから、本当は比べようもないのだけれど。


「はと・- %ぴじーぶ」
たかいんゆ ぎてうしきほ
めゅょっゃ びけにみへ


ごこそ〜& ぢぺれぱぞ)
さつのくぬ づらなおわげ
ぽもどをヴ  *ぼぐべぷ


(ふよぃぇ ぅぁえば!ざ
でまするず ぉりあちだろ
や。、が? むねせひぜ

記号や「ぢう゛むぞ」の位置に迷った。
左利きの特徴がまだよく掴めない。ZXCVB が NM,./にくらべて打ちにくいのかもしれないので、左手の「右上→左下」の連続に注意が必要かも。

追記

彼に飛鳥について説明しておいた。
「長時間打ち続けても辛くない」ことと「快適性」を主に重視したものであること、
人力入れ替えの産物であること、
左利き用が必要であるだろうことははっきりしているが、単純に左右を反転した配列が適応するかは不明で、人柱を待つしかないことなど。


特に、人柱が立っていないものを人に勧めるわけにいかない。
かといって人柱が立ちそうにもないわけで……。

左利き気分になってみる。


A S D F G H J K L ;
Z X C V B N M , . /

……下段をいっこずつ左にずらしただけ。

左手上下段の飛鳥への影響

飛鳥の上段率に対する下段率の比は、左右どちらも5:7。
しかし上段+下段:中段率の比は左右に差があって、左1:1.90 右1:1.28。左手は中段率に比べて、上下段をあまり使っていない。
単に利き手でないから移動を減らしたのか、それとも左側は上下段が打ちにくいから減らしたのか…?

左右逆転でしばらく打ってみた

問題は左人差し指に集中している気がする。「もの」「やつ」「す。」などは問題ないものの、「ょくCF」で若干問題あり。CFよりもCSの方がいいかもしれない。Vに載る「っをが」も届きにくいかもしれない。

慣れてきた

意外とちゃんと打てる。
「ょく」もいける。「を」も。
問題は、Vキーの下にシフトキーが必要、ということくらいか。
あとは長時間使ったときにどうなるかが問題なんだけれど……。


これ以上詳しい検証は右利きの自分には難しいので、実験終わり。
人柱が立つまで、さよならレフティー。