「レッド・ドラゴン[決定版](下)」(トマス・ハリス)

レッド・ドラゴン 決定版〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

レッド・ドラゴン 決定版〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

母恐るべし!強し!
「衝撃のラスト」ってこういうのだと思った。ほんとにびっくりした。世界がひっくり返った気がした。ぐるんって。

「異邦人」(カミュ)

異邦人 (新潮文庫)

異邦人 (新潮文庫)

本当に「太陽のせい」だったとは思ってなかったのでびっくりしました。悪ぶってるのかと思ってました。
利口な(←嫌な意味で)人なら簡単につけてしまう嘘を、つくことができなかった主人公は「純粋」と呼べるのかもしれないですね。というか他の呼び方を私は知らない。

「審判」(カフカ)

審判 (岩波文庫)

審判 (岩波文庫)

うーーーーーん。読めない。ものすごい流し読みでした。読んだって言えない。
だめでした。こういう不条理は私向いてないみたいです。多分もう少し歳をとっても無理そうです。
でも、例えば日本に私には分からない倫理観を持った新しい宗教が発生して、日本人の90%ぐらいが熱心な信者になったりしたら、法律が変わって知らないうちに犯罪者になるかもしれないですよね、私が。
そういう恐怖の話なのかしら。