おまけ・・・調兵山SL撮影旅行

食堂の夫婦

一人で旅行すると食事に困ります。日本のように○○定食ってないから、どうしても麺類ばかりになる。調兵山駅周辺の商店街で5日の夕食を食べた店は、若い夫婦が切り盛りしている麺の店。他に1組の客しかいなかったこともあり、どこから来たのか?という話になる。外国人の珍しい田舎町です。日本人というと、たいてい「きれいなんでしょ?」と言われます。鞍山で日本語教師していること、蒸汽機車の写真を撮りに来たことなど、片言の中国語で会話。日本には蒸汽機車はないのか、と言われます。中国だって、さすがにほとんど走ってないんですが。奥さんが「あいうえお」を知っていたり、日本と日本語に興味を持ってくれました。「“慢走”怎么说?」・・・つまり、中国語で客が帰る時かける言葉を日本語で何というか?と訊かれましたが、「お気を付けて」かな? なんかピッタリ来る言葉が浮かばなかったです。麺も美味しかったので、6日の朝も食べに行きました。日本に帰る前にまた来るかもしれない、と言ったら、「こんな何もない田舎に? 鞍山の方がきれいでしょ。千山もあるし、玉佛苑もあるでしょ?(よく知ってるな)」というので、「ここにも、明月禅寺があるじゃない」と言ったら、何それ?だって。地元のことは意外と興味ないんだよね。まあ、たしかにゴミだらけで、決してきれいな街じゃないけど。

铁岭Tieling(鉄嶺)

上の店で、鉄嶺行きのバス乗り場を訊くと、贸易城Maoyichengというバス停まで1路か2路のバスで行けばわかると教えてくれました。店を出る時、その路線バスの乗り場まで行くと言ってくれたけど、まだ駅に写真撮りに行く予定だったので、ありがたくお断り。先月来た時に乗った、駅から歩いていける別のバス停を探したら、客待ちをしているバスを見つけて乗ることができました。鉄嶺まで、客を拾いながら、といった感じで走るバスです。鉄嶺では1時間45分ほど時間があったので、街をブラブラ。駅前の公園には人がいっぱい。トランプや将棋をやってる(たぶん賭けてる)年配の人がたくさん。椅子と台を貸し出して、寺銭を取っているみたいでした。赵本山ZhaoBenshan像を発見。鉄嶺出身のベテランのコメディアン俳優で、ネタに鉄嶺を使うので、彼のおかげで中国人は誰でも「鉄嶺」の名を知っているとか。向こうのベンチでは、楽器を弾いて歌っているグループ。う〜ん、正しい中国だ。駅前通りをまっすぐ行った「龙(龍)首山longshoushan」まで散歩。その時に大発見。「鉄嶺には信号を守る人がいる!」 まず、ちゃんと信号がある、ちゃんと信号が稼働してる。それだけでも鞍山と大違い。さらに、歩行者信号が赤で、自動車が来なくて、他の人が渡っているのに、3人の人が渡らずに信号が変わるのを待っていた。まるで日本のよう。鞍山には絶対にいないと断言出来ます。いゃー、鉄嶺っていいなぁ。この話、赵本山のネタになるかな?

おまけのおまけ

そもそも、この3連休に大連(旅順)に行けたらいいなと思いついて、大連のカン君に連絡したけど、彼がバイトを休めなくてボツ。4日に急に調兵山に行くことに決めてから切符を買ったり、ホテルの予約したり・・・。大事な日を忘れてしまい、ひんしゅくでした。5日は「つま」様の誕生日でした。ごめんなさい。トホホ・・・。