科研費の重点領域で脳科学関係がずっと続いていて、私も初期のころ蓼科での学会に参加して外山先生をはじめ甘利先生とつながりのある脳科学の先生方を知りました。この本は、スパースモデリング・コバリアンス仮説・順逆仮説という3つの仮説でまとめられています。 スパースモデリングがらみでは村田さん、甘利先生が執筆されていますが、実のところは汎化の話を書いていて、見返すと double descent について書かれています。まだそのころはそういう言い方はしませんでしたが。思えば私のD論の話もある意味 double desscent というか、分岐のたびに汎か誤差の非単調性が起きるという話でした。 あとは修士…