現在、芥川賞受賞作を文字通り片っ端から読んでいる。 新しいほうから読んでいて昨日、山下澄人の『しんせかい』を読み終わった。 しんせかい(新潮文庫) 作者:山下澄人 新潮社 Amazon 読み終わってまず、なぜこの作品は芥川賞を受賞したのだろうと不思議に思った。 芥川賞といえば、小説に送られる賞のなかでももっとも有名で権威ある賞であり、それはつまりこの賞を受賞することはすごい!!!ということです!片っ端から読んでる他の作品は、賞を受賞するのは納得というような作品ばかりだが、この作品は「ん?」てな感じになった。 まずね、そこらへんのちょっと文章書くのがうまい小学生が書いてる作文のような感じの文章な…