純文学の新人に与えられる文学賞で、正式名称は「芥川龍之介賞」。
大正から昭和のはじめにかけて活躍した作家・芥川龍之介(1892年・明治25年-1927年・昭和2年)の名を記念して、菊池寛の発案により直木賞と同時に1935年(昭和10年)に制定された。
※朝日新聞2004.1.16東京版第一面「芥川賞、最年少更新」記事を参照にしました
各新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。主に無名もしくは新進作家が対象となる。正賞は懐中時計、副賞は100万円。
授賞は年2回。上半期(12月1日〜5月31日までに公表されたもの)の選考会は7月中旬、贈呈式は8月中旬。「文藝春秋」9月号に掲載。下半期(6月1日〜11月30日までに公表されたもの)の選考会は翌年1月中旬、贈呈式は同2月中旬。「文藝春秋」3月号に掲載。