日本の八百万の神、というのはつまりは、群島文化のことだろうか。農耕文化の神、ともいえる気がする。 八百万といえ、ある神はある神と同格であろう。勿論その性格や出自は違うであろうが、違っていなければそもそも「別の神」とは言えなくなる。 一神教、とは大陸文化の具現のことであろうか。また狩猟民族の神だとも思う。 狩猟民族とはドミナントしようとするものだ。他所は征服し、隷属させるためのもの。一神教の神はすべてのものに自らのみを信じることを求めるものだ。 そして他民族の宗教は異教、邪教と判断し、その民族の神は邪神、悪魔とみなす。あるいは「悪魔も神の御心の中で存在するもの」として取り込んでゆく。 そうしない…