抵抗の言葉を守るために 先日4月12日に行われた学習会「職場のハラスメントとは何か? 自分がハラスメントだと思ったからハラスメントとは限らない」からは、非常に多くのことを学びました。 ハラスメントという言葉は、ハラスメントを受けた側が、ハラスメントをした強い立場の側の行為を非難するための、抵抗のための言葉であったはずでした。しかしそのハラスメントという言葉が、あまりにも濫用されてしまったことで、ハラスメントという言葉の抵抗力は失ってしまったように思われます。 たとえば、「何をしてもハラスメントになる」などと言われたりして、ハラスメントという言葉自体が権力者側だけでなく非権力者側にとっても揶揄の…