腸にある基底顆粒細胞は、腸内に入ってくる物質をキャッチしホルモンを分泌する働きを持っているのですが、発見されたのは20世紀の後半になります。その細胞は、たくさんの種類があり、検出する物質は一つか二つくらいで、分泌するホルモンの1種類なのです。いろいろな種類の基底顆粒細胞が腸の至る所にあるため、あらゆる物質(または刺激)に対して腸が対処できるのです。このホルモン、膵臓から膵液を分泌させたり、胃から胃液を分泌させたり、胆のうを収縮させたりと、様々な働きをしています。それが神経をつかわず(つまり脳や脊椎を通さず)自動で行われているのです。その発見をスタートとして、甲状腺やランゲルハンス島などの内分泌…