午前中は、「日経サイエンス5月号」の特集記事から「リュウグウが語る太陽系惑星の起源」と「アルマ望遠鏡で迫る惑星誕生の現場」を読んだ。 午後からは昨日に続いて長田弘の詩集を引っ張り出してきた。「死者の贈り物」(ハルキ文庫)を再読。 2003年に刊行されたこの詩集の「あとがき」に長田弘は「『死者の贈り物』にどうしても書き留めておきたかったことは、誰しものごくありふれた一個の人生に込められる、それぞれの尊厳というものだった。ひとの人生の根本にあるのは、死の無名性だと思う。」と記している。 本日は前半の11編を読んでみた。いく枚もの付箋が貼ってあるが、3編から抜粋。 渚を遠ざかってゆく人 ・・・・波打…