🏭『工場』小山田浩子 著:読書感想文 芥川賞作家・小山田浩子さんによる短編集。収録作品は、 「工場」 「ディスカス忌」 「いこぼれのむし」の3編です。 📘この本との出会い 書店でふと目に留まりました。帯に書かれていた「この工場、なにかがおかしい」「目的のわからない作業。奇妙な同僚たち。」という言葉に惹かれて、思わず手に取りました👀✨ 📝あらすじ・印象 3編すべてに共通しているのは、どこにでもいそうな「いきもの」の存在が、じわじわと物語の違和感の核になっているという点です。 一見、何の変哲もない職場や日常。だけど、登場人物たちも、動物たちも、“どこかおかしい”。 でもその“おかしさ”がはっきりと…