「私は子どものころから書いているとき以外は人の顔色をうかがっ て自分を偽って生きてきました、書くことで自分の言葉を取り戻せ るような感覚があります」これは「コンビニ人間」の作者である村 田沙耶香さんの言葉である。 一方詩人の銀色夏生さんはエッセイの中で友だちについてリアルな 体験から感じたことを語っている「仲のいい人がいた頃は相手に合 わせる度合いも高かった気がします、だんだん大人になって人に気 をつかうよりも自分の感情を尊重するようになると人に合わせるの が面倒になる、すると仲のいい友だちって結局そんなにいないんだ とわかる」 お二人の言葉は表現は違うけれど自分らしく生きようとすると人と は…