瞬く間に、問題の「秋分の日」です。 十五)で御霊と阿弥陀仏はそれぞれ音と光に分けられるのかしら、と思っていたら、御霊も光?わけがわからなくなってきました。もう混沌です。合体しちゃったのかな。 「折口先生、乙女心を持ってる!」 とすごく思ったのが、大輪の花の蕊の中に、大理石のような肌をした美男が現れる十五)と、この十七)。官能的で美しい。 今流行りの言い方をすると、「推し」に一目会いたい一心でここまで待っていた郎女が、ついにすぐ目の前に現れた「尊い」姿に、初めてこちらを見られて、尊さのあまり目を伏せそうになるのだけれど、「いやここを逃しては!」と必死に目をそらさないところなんか、少女漫画にしたく…