Albrecht Dürer (1471-1528) ドイツの画家。ドイツ-ルネサンス最大の巨匠で、優れた自然観察と写実性とによって、肖像画・風景画に荘重な深みのある精神性をみせた。木版画・銅版画にも傑作を残した。 生涯を通じて、およそ100点の銅版画と300点の木版画を制作。版画を生業(生活の手段)にした最初の画家といわれる。
ーわたしたちの願いー <キリストの愛とともに歩もう> あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 ヨハネによる福音書13章34節 *1 <今日の聖句> 2024年3月19日(火)イザヤ書53章1~3節 苦難と希望:神の苦しみを負う者の物語 1わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。2乾いた地に埋もれた根から生え出た若枝のようにこの人は主の前に育った。見るべき面影はなく輝かしい風格も、好ましい容姿もない。3彼は軽蔑され、人々に見捨てられ多くの痛みを負い、病を知っている。彼は…
THE NORTHERN FIDDLER ALLEN FELDMAN General Text, Music Editor EAMONN O’DOHERTY Introduction, Drawings and Photographs https://dev.session.nz/wp-content/uploads/tunebooks/The_Northern_Fiddler.pdf 本拙訳の原書はこちらからどうぞ p.1 INTRODUCTION 序文 The music transcribed in this book is just a fraction of the instrume…
展覧会『開発の再開発 vol.4 松平莉奈「3つの絵手本・10歳の欲」』を鑑賞しての備忘録gallery αMにて、2024年1月20日~3月16日。 価値観が揺れ動く社会に対し、ソーシャリー・エンゲイジド・アートのように直接に関与するアプローチに限らず、造形的表現や美術史など広く美術において新しい認識や方法が求められている。「新しいことをするのは不可能である」と諦観するのではなく、「新しさ」をつくり出す「開発」を――例えば、リニアな思考に囚われることなく――批判的に読み替えることで「再開発」しようと試みる、展覧会シリーズ「開発の再開発」(キュレーションは石川卓磨)。その第4弾では、美術教育に…
ドイツのデューラーほど厳格な描写が出来る画家を知らない。ここまで人間の手が筆を用いて細部まで描き込めると言うのが驚きである。 こんな写真のような絵のどこに隠し絵があると言うのか、最初中々見つからなかった。 アルブレヒト・デューラー 「自画像」 1500年 アルテ・ピナコテーク(ミュンヘン) 500年以上前の油絵なので汚れや絵具の劣化もあるだろう。画面が暗くて良く見えないので明るくしてみた。コントラストも強めると赤茶けた色もはっきりと見えて来た。 右手の人差し指と中指で摘まむようにした襟の毛皮の形が少し変ではないか。何を摘まんで(押さえて)いるのだろう。 最下段の左手の描写も変だ。赤茶けて死人の…
多分3年以上放置した水彩色鉛筆。
以下、日記です(7万3千字くらい) 大作ゲームを1作50時間くらいやりました。大分小休止。 <喧嘩商売>シリーズを再読しマッチメイクの巧さを再確認しつつステゴロの相違を確認し、山風『魔界転生』のままならないマッチメイクに思うところありつつも蒼い幻想文学ぶりに気づかされ、『フールナイト』1~7巻(←区切り良い。)一気読みし世界構築とそれを物語や画面設計へ活かした作劇に感動。『WIRED』vol.50のテッド・チャン氏の問いにたいする思考法に感銘をうけ、『AC6』をやり廃墟・奇景欲を刺激された半クール。 ※話題にしたものごとへのネタバレがあります。ご注意ください※
<今日の聖句>2023年 2023年12月31日(日・主日)マタイによる福音書2章13~23節 13占星術の学者たちが帰って行くと、主の天使が夢でヨセフに現れて言った。「起きて、子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」 14ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトへ去り、 15ヘロデが死ぬまでそこにいた。それは、「わたしは、エジプトからわたしの子を呼び出した」と、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。16さて、ヘロデは占星術の学者たちにだまされたと知って、大いに怒った…
目の見えない白鳥さんとアートを見にいく Audibleにて『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』を聴了しました。 この作品はガツンと強い衝撃がある類の本ではありません。しかし、非常に素晴らしい作品だと感じました。 Audibleで聴いたのですが、紙の書籍も欲しくなりました。ナレーションも素晴らしく、登場人物たちが違和感なく演じられ、イメージを崩すことなく物語を紡いでいるのが良かったです。 内容については、最初は芸術やアートに焦点を当てた本だと思いました。しかし、後半になるにつれて思想の部分が強く感じられました。アート鑑賞についての問いかけや方法の紹介もありますが、基本的には白鳥さんとの関係…
李公麟の「五馬図巻(ごばずかん)」(1090頃)、レオナルド・ダ・ヴィンチの「馬のスケッチ」(1470-1519)、アルブレヒト・デューラーのエッチング「騎士と死と悪魔」(1513)はどれも見事な馬が描かれています。馬だけを抜き出して、見比べると、どの馬も見事な味わいがあり、どこが共通していて、何が違っているか、尽きない比較対照を楽しむことができます。実物の馬の比較鑑賞と何が同じで、何が異なるか、考えてみるのも一興です。 *五馬図巻(ごばずかん)は、北宋の文人の李公麟による絵画で、北宋の皇帝へ献上された5頭の馬が描かれた連作 実物の馬と馬の描像とでははっきりしないものを見つけようとすれば、実物…
今回は、これまで「二人の子どもイエス」の関連で何度か紹介してきたデイヴィッド・オーヴァソン氏の、別の著作『シェイクスピアの秘密の書物 神秘的で薔薇十字的な暗号の解読』についてさらに紹介する(これについては先に少し触れている)。 k-lazaro.hatenablog.com この本は、以前述べたように、薔薇十字運動、特にイギリスのそれを論じたものなのだが、この本自体の宣伝文句を借りれば、次のようになる。 「シェークスピアは世界的な天才として知られるが、彼の秘密の側面については余り知られていない。彼は、エリザベス女王とジェームズ1世治下の秘教文献に見られる秘密の暗号を使っていた。アヴォンの詩人【…
こんにちは!今日のオランダは強風警報が発令されているので、家に籠っているkoemo(くぅも)です。台風並みに木々が揺れています。 さて、ケルンから車で30~40分の場所に、ケーニヒスヴィンター(Königswinter)という街があります。ベートーヴェンの故郷ボン(Bonn)のすぐ近く。 ドイツのお城と言えば、シンデレラ城のモデルになったとも言われているノイシュバンシュタイン城が有名ですが、このライン川沿いに広がるケーニヒスヴィンターにもとっても可愛いお城があります。
アルブレヒト・デューラー「黙示録」 現在「BRICs(ブリックス)」の会議が南アフリカで行なわれている。この会議は、今後の世界情勢にとって大変大きな意味を持っているが、西側ではそれがあまり一般国民には伝えられていないようである。この組織は、従来の欧米、特にアメリカの世界支配を覆す力を持っており、その具体的手段の一つとなるのが、現在の世界の基軸通貨としてのドルに代わる新たな通貨の創設である。BRICs諸国では、既に貿易の決済におけるドル使用を止めてきており、それはアメリカの影響力の低下となってきているのだ。これが進めば、アメリカの特権的立場は失われるのである。 このようなときに、ショッキングなニ…
morina0321-2.hatenablog.com こちらの続き。 常設作品をぶらりと拝見してから、版画素描展示室の小企画。 www.nmwa.go.jp 国立西洋美術館には「悪ものたち」がたくさんいます。もちろん、職員のことではありません。 どんな振りなんだこれ、と思いつつも。 絵に描かれている「悪もの」の特集。描かれた時代に何が悪いこと扱いだったのか、という視点も込みで。 「罪深い人々」セクション。 トップはスケッジャ「スザンナ伝」。 絵の内容は下記Wikipediaを参照のこと。 ja.wikipedia.org 痴漢&罪のなすりつけという、今の時代でも分かりやすい悪。 「スザンナ伝…
イエスキリストと信仰による祈りの力を象徴する合掌のモチーフ STERLING SILVER製USAヴィンテージPray Hands合掌ペンダントネックレス アメリカヴィンテージ925(STERLING)シルバー製のPray Hands 祈りの手ペンダントネックレスです。合掌する手のモチーフはイエスキリストと信仰による祈りの力を表す象徴として親しまれています。 アルブレヒト・デューラーと言う画家が描いた合掌する手 STERLING SILVER製USAヴィンテージPray Hands祈りの手・合掌ペンダントネックレス かつてアルブレヒト・デューラーと言うルネサンス期にドイツで活躍した画家が描いた…
『THE SECOND2023』の当日は、空気階段の単独公演「無修正」と、ダウ90000の第5回演劇公演「また点滅に戻るだけ」を観るために在京していて、番組の放送時間と、帰りのフライトの時間がどんかぶりだった以外は、とてつもなく良い大会でした。 何より、大会として、『M-1グランプリ』との差別化が出来ていたという事が、第一回から出来ていたということが、とてつもなく大きな意味を持つ。『M-1グランプリ』が、コンビとして15年以上の活動歴を持つことで出場資格を失うのであれば、『THE SECOND』は、それとは異なる基準で、評価されなければならない。例えば、『M-1グランプリ』がその歴史の中で、漫…