さて、今度こそと目的の本を借りて読んでみた。 www.ehonnavi.net 小学生の姉と弟が家出をする話。 でも家出先は意外な場所で、姉弟はそこで見つけた謎を解くべく行動する。 タイトルにある「秘密」は、家出をしたことを秘密にする、という意味かと最初思っていたが、どうも違っていたみたい。 「魔少女ビーティ・ボウ」や「貸出禁止の本をすくえ!」でも書いたが、この「秘密」に少女の成長がつながっているように感じた。 秘密というとやましいこと、後ろ暗いこと、というイメージを抱きがちだが、この本で書かれている「秘密」は、世界に対する優越感、のようなものと表現したらいいだろうか。 もう少しよい表現がある…