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グラミン銀行

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グラミン銀行

ぐらみんぎんこう

バングラディッシュの最南東部にあるチッタゴン大学経済学部長だったムハマド・ユヌス氏が1976年に個人的にお金を貸すことからはじめ、1983年に政府から承認された銀行。

この銀行の貸付制度はマイクロクレジットとよばれ、貧困層にお金を貸し、生活の向上を促す活動を行っている。女性を中心に500万人以上に貸し付けを実施した。

無担保にもかかわらず、貸し倒れ率は2%ほどで、驚くほど低いという。

貸出金利は20〜25%と商業銀行としては高めだが、その理由として、

  • 小口多数のマイクロファイナンスはコストがかかるので、それが高い金利に反映される。
  • 人が一所懸命工夫して働くのは、高い金利を払ってお金を返さなければならないというプレッシャーがあるからである。25%の金利だと、必死に働いて、結果的に50%くらいの利益を出すこともあるが、5%の金利だと真剣にならず、元金の返済が滞る可能性が大きい。
  • 金利をとって厳しく取り立てるからこそ、人々は必死に働き、その結果として生活水準が向上する

など挙げ、金利を肯定的にとらえている。

世界中でモデルにした類似銀行や機関も次々と発足している。

創設者のユヌス氏は2006年のノーベル平和賞を受賞した。