ゴータマ・シッダールタ(Gautama Siddhartha)
紀元前5世紀頃に活躍した仏教の開祖。ネパールにいた釈迦族の王子として生まれたが、29歳で出家して35歳で悟りを開いた。80歳で没。
ゴータマは姓で「最良の牛」、シッダールタは名で「目的を達成した者」をそれぞれ意味する。
生存年代については、諸説あり不明。仏教学者・中村元は、前463-383年説をとっている。→釈迦
ゴータマ・シッダールタ Gautama Siddhartha
2,600年前 インド
釈迦族の王子の身分を捨て、真理を徹底的に追究し、人類最高の悟りを得て仏陀となる。教団は、三宝帰依者を中心とし、身分・性別を問わず、数多くの弟子を養成。また、生涯にわたって全インドを巡錫し、国王をはじめ多くの在家信者を教化した。後代、仏教は世界宗教となり、東洋文明の源流となった。