Silesia
中央の地方名。現在の国名で言うとポーランドとチェコにまたがっている。中心都市はブレスラウ。 石炭他の地下資源に恵まれ、一大工業地帯をなすことから、オーストリア継承戦争および七年戦争においてプロイセンとオーストリアが支配を争った。
ポーランド語ではシロンスク。ドイツ語ではシュレジェン。チェコ語ではスレスコ。
間が空き過ぎた!!!! プロイセンのぷの字もわからなくなっています。なんだっけ……あ〜、ヴィルヘルム1世にキレて洗面器割るビスマルク可愛いと思うんですよ 18世紀プロイセンの、変わった夫婦の文通を海藻(kaisou-ja)様と訳しています(⌒▽⌒) フリードリヒ2世:政治・軍事は天才だけど人付き合いが嫌いすぎて妻に公式行事を任せがち。弟が自分のせいで死んだり七年戦争) でボロ負けしそうだったり、あまりにプロイセンが負けるので退位を考え自殺未遂しかけたり、踏んだり蹴ったり。 エリーザベト王妃:人付き合いは上手だけれど政治に関心がないので夫に政治を任せ切っている。あんまりに プロイセン が負けるし…
戦争が比較的シンプルなものだった時代の感覚 戦争が今のように政治や経済、イデオロギーや宗教、少数民族問題や資源問題など複雑な問題を含むものになる前、18世紀の戦争はもっと戦争はシンプルなものでした。 ヨーロッパで行われる国家間戦争は、簡単に言うと領土と王権をめぐる戦いでした。自分の息のかかった、ないし影響力の強い一族や近親者を他国の国王に就かせようとするという目的と、富裕な工業地域や戦略的要衝を獲得するということをほぼ同一的に捉えており、国の発展と王族の名誉が同一視されていたような感覚です。 その典型的な戦争のサンプルとして、今回はオーストリア継承戦争と続く七年戦争を解説します。この戦争はオー…