漫画「新世紀エヴァンゲリオン」の作中、L.C.L.と各インターフェイスを用いてエヴァンゲリオンとその搭乗者の神経接続*1を行った際の同期率。THE SYNCHRONIZATION RATIO。
通例、初回の神経接続時のシンクロ率は数値が小さい・ないし皆無なものであるが、碇シンジは41.3%と、訓練を受けていない人間としては高数値を記録した。チェック2580まで存在。神経接続で接続される神経の比率という見解もある。
神経接続の調和がとれればハーモニクスとなり、神経接続に失敗するとエヴァの暴走につながる。またシンクロ率が低すぎると、エヴァは起動しない。物語後半では、シンクロ率が低下したことでエヴァのパイロットとして不適格である旨を告げられ自暴自棄を起こすアスカの描写がある。
また第十四使徒ゼルエル戦(第拾九話・男の戰い)において、オペレーターである伊吹マヤが「初号機のシンクロ率が、400パーセントを超えています!」と発言していたことから、同期率のみだけでなく「出力」を示す数値として用いられていることも予想される。
この場合、初号機の出力が通常規定の4倍に達したのではないかと思われる。またその際、エントリープラグ中の碇シンジの体は、L.C.L.と『完全に同化』してしまっていた事が、後のエピソードで判明している。
作中の意味が知れ渡り、何かと同調しているときなどに、
などのように使われるようになった。
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*1:A-10神経を用いるとされている