『彼氏彼女の事情』のアニメを見ている。この前エヴァを見返していたのだが、思いのほかハマってしまい、その流れで見ることにしたのだった。 原作のあるアニメではあるが、必然的に庵野の存在を意識しながら見ることになる。どうしてこの作品を庵野が作ることになったのか、その理由にどうしても目が向いてしまう。 今は15話まで見たのだが、見るのが相当に苦痛を要する。叫びだしたくなって何もかもを壊したくなる。全ての人が憎く思える。 『彼氏彼女の事情』で描かれているのは恋愛による"救済"である。男と女が出会い、互いに恋をし、人から真に認められ、真に求められ、真にこころを委ね、真に愛しあい、真に、真に、真に、真に、真…