Tabu: A Story of the South Sea
1931年のアメリカ映画。 監督はF・W・ムルナウ。 撮影はロバート・フラハティ、フロイド・クロズビー。 出演はマタヒ、アンヌ・シュヴリエ。
南海タヒチ諸島を舞台にしたムルナウの遺作。
F・W・ムルナウ コレクション タブウ クリティカル・エディション [DVD]
映画評『熱波』(2012) 『熱波』第一部冒頭、撮り方がスタンダードのフレーミングが弱く、横移動のショットが虚しい。切り返しにおいては最悪で、幽霊の女のアメリカンショットも絵としては死んでいるし、クロースアップに至っては圧延され横に潰れた顔にはってしまっている。 現代劇になるとストローブ=ユイレ的な撮り方になる。使用人がアイロンをかけていると電話が鳴り、フレームアウトして応じる。画面にはアイロンの蒸気が燻る空舞台の画面が残る。 また、アトリエを訪ねると狭い部屋で画家の女性の話を、フレームの外で一部の語り手の女が座って聞いていると、部屋の隅にいる絵を描いている女性が呼びかけると、そのままフレーム…
ドリフのカトちゃんの「ちょっとだけよ」「あんたも好きね〜」で有名な「タブー」は、元は、1930年代、キューバ人のマルガリータ・レクオーナという女性による作曲だ。当時の映画「タブウ」からインスピレーションを受けて作ったという。(wiki調べ) 南の島が舞台のその映画は、今、世間でかまびすしい “ 不倫 “ の恋仲の物語! それで思い出すが、昔、ワム!の好きだった曲「ケアレス ウィスパー」について、誰かから「あれ、不倫の歌らしいよ」と聞かされた時は、「え〜っ!」って困惑したっけなw まあ、そう言われても、いい曲はいいからねぇ。 戻ると、「8時だョ!全員集合」で、この「タブー」の音楽がかかりだすと、…