David Robert Mitchell 監督、脚本家、プロデューサー
Youtubeで岡田斗司夫さんが「とても怖かった」「夜に一人で見てはいけない」と仰っているのを見て、自分自身はホラー映画は苦手でまず見ないのですが、つい見てしまいました。しかも「夜に、一人で」です。岡田さんがそこまで言う映画がどれくらいのものなのか、文字通りの「怖いもの見たさ」というやつです。そういうわけでかなりビビリながら見たのですが、内容そのものはそこまで怖くはなく、設定が面白い一般的な映画として楽しむことができました。何を怖いと感じるのかは人によって異なり、少なくとも今の私はこの映画に怖さを感じず、むしろ設定の妙や展開の早さ(岡田さんも動画の中でテンポの良さは指摘していました)を楽しんだ…
4.1プールで浮かぶのが日課のヒロイン、ジェイ。栗毛のかわいい親友ケリー。貝のカタチのコンパクトみたいな端末でドストエフスキーを読むヤラ。おタク風のポール。 始めに、ヒロインと仲間の、生活臭の感じられない日常が描かれる。アメリカの典型的な郊外住宅地。中流らしきビニールプール。ゆっくり移動するレールカメラ。いきなりシュミーズ姿でまろび出るオープニングから一転してまったりする。そのダルい日常が魅力的で、すぐに映画の中に引き込まれた。 恐怖演出にアイデアがあった。遠景でこっちへ向かってくる人物を捉え、グルッと360°ゆっくりパンする。小さかった人物が、360°回ると、とうぜん大きくなっている。もう一…
こんばんは!私です。 本日もおすすめ映画の紹介をしていきます☆ 皆さんは謎解きゲームは好きですか? 私は頭が硬いので全く解くことができません♪ 今回は映画「アンダー・ザ・シルバーレイク」をかる〜く紹介していきたいと思います! 【概要・キャスト】 【あらすじ・解説】 【感想・レビュー・考察】 【評価】(5段階評価)※★は0.5 【鑑賞方法・配信サイト】 【概要・キャスト】 公開:2018年 (アメリカ) 監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル 主演:アンドリュー・ガーフィールド 出演:ライリー・キーオ、トファー・グレイス、キャリー・ヘルナンデス 【あらすじ・解説】 『イット・フォローズ』で斬新な…
●概要 ●海外勢953名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記:文字数制限のため「日本勢」リンク集独立
アメリカン・スリープオーバー [Blu-ray] クレア・スロマ Amazon アマプラにて、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督『アメリカン・スリープオーバー』(2010年)鑑賞。『イット・フォローズ』『アンダー・ザ・シルバーレイク』のミッチェル監督の劇場デビュー作。 内容については全く予備知識のないままに鑑賞。2作目、3作目のイメージで何となくサスペンス映画なのかなくらいの感じで見始めたら、意外や直球のティーン・ムービーだった。80年代『ボーキーズ』的な性春の狂騒感も、90年代ラリー・クラーク的な生臭さも無く、とても静かな世界が展開する。個人的にゼロ年代以降のこのジャンル(学園もの、青春映…
・「①」へ 26本 プリティ・イン・ピンク ハワード・ドゥイッチ他 ジョン・ヒューズ。青春 ◆ クエンティン・タランティーノ、グレタ・ガーウィグ、 三木孝浩、ゾーヤー・アクタル ディアブロ・コディ、マイケル・ショウォルター、 ダファー兄弟、ロス・カッツ 高口里純、小沢真理 すてきな片想い(シックスティーン・キャンドルズ) ジョン・ヒューズ ◆ クリストファー・マッカリー、・ヘイダー、 クリストファー・ランドン、キルステン・スミス、 ジェシカ・ベンディンガー、・三木、 ダファー兄弟、ショーン・ベイカー、 ソフィア・コッポラ、小沢真理 サイドウェイ アレクサンダー・ペイン ロードム…
●他刑事アクション ●護衛もの ●SWATもの ●元刑事 ●他 刑事 ●元警察 ●スパイ・アクション ●他スパイ ●CIA●FBI●探偵 「1000本計画」の内、他の刑事もの 等 ・「②」・「日本勢」 ・「他ギャングもの」 ・「他ミステリー、スリラー等①」 ●他刑事アクション13本 ダーティハリー ドン・シーゲル他 クリント・イーストウッド。猟奇犯罪、銃撃戦 ◆主なフォロワー ジェームズ・マンゴールド、渡辺信一郎 エ・ライト、鳥山明 シェーン・ブラック、京田知己 マルジャン・サトラピ、大倉崇裕 シルヴェスター・スタローン、金子修介 ◆ダーティハリー2 テッド・ポスト ジェームズ・ガン…
●全7項目●代表作●「浦沢直樹の漫勉neo」 ●「ワールド・イズ・マイン」 ●「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」 ●「twitter」●「私の描くグッとムービー」 ●その他 「男の出発(ディック・リチャーズ)」より ●全7項目 ●代表作 漫画「SUGAR(シュガー)」「RIN(リン)」、 「宮本から君へ」、 「ザ・ワールド・イズ・マイン」等 漫画家として活躍する新井英樹が影響を受けた・好きな映画。 ●「浦沢直樹の漫勉neo」第14回(通算第30回)より24本 ・本棚にあった主な映画24本 オール・ザット・ジャズ ボブ・フォッシー…ミュージカル、伝記、バック・ステージ ショウほど素敵な…
シーズン32、第17話「ダイヤモンド強奪作戦"Uncut Femmes"」March 28, 2021 発電所にて、致命的な事故の原因となりかねない異常を発見するカール。不意にその場に姿を現したスミサーズは、見なかったふりにしてくれと口止め料にボブ・シーガーのライブのVIP席チケットを彼に渡す。カールに誘われて、共にライブに出かけるのを喜び勇んでマージに告げるホーマーだったが… <以下、ネタバレになります>
集英社新書「ハリウッド映画の終焉」を読んだ。感想・書評を書こうと思います。(結局4000字も書いてしまった!)さて。まずこの「読んだ」も細分化しよう。それはーー新書本か?電子書籍か?そんな神経質な選別が大切な要素になっているのが本書だった。メディアの移行について言及し論じているからだ。だからそんなメディアの違いに過敏でない人には刺さらないだろうと思うし、そもそもこんな題名の本を手にとることもないだろう。もっとも「本」についてではなく「映画」について、書かれているわけだけど。(ちなみに新書本)16作の最近のハリウッド作を引き合いに語られてゆく本書。自分が見た作品を挙げると・・「プロミシング・ヤン…
監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル アメリカンのお泊り会。こういうのって文化の違いがよく出るよね。男女関係だったり、パーティ的な文化だったりで、日本とはつくづく違うのがよく分かる。なんでもない一夜なのかもしれない。でもどこか特別の一夜のようなそんな淡い青春の1ページ。ちょいおまけ。
2023年5月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)と、今年になって劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集【Part 1】です。 ※ 【劇 場】 ◆人生下り坂のシャルルの運転するタクシーに乗り込んだ老女マドレーヌが、入居する介護施設への道すがら、その人生を語ってゆく『パリタクシー』(クリスチャン・カリオン監督、2022)は、車窓を流れるパリの風景とマドレーヌの想い出が交錯する丁寧なドラマを味わえる1作だ。登場人物や彼/彼女らの関係性を象徴する衣装の色彩設計の巧みさ、そしてタクシーの車窓から──と…