投機目的の短期的な取引を抑制するため、国際通貨取引に低率の課税をする制度。 1972年、ジェームズ・トービンによって提唱された。 1994年のメキシコ通貨危機以降、注目を集める。 一部の国だけが導入した場合、外為取引が単に他国へと流れる結果になるため、導入に際しては国際的協調が求められるが、実現には至っていない。
トービン税入門―新自由主義的グローバリゼーションに対抗するための国際戦略
日本の経済に対する影響を見ると導入は失敗だったと思うのよね。大平内閣の時に構想されて。中曽根内閣の時に法律にして。竹下内閣で成立して、経済がドーン↓細川内閣で廃止を訴えたけれど。橋本内閣で税率を引き上げて、経済がドーン↓鳩山内閣は上げないと明言したけれど。安倍内閣で上げ上げした結果、経済はドーン↓ドーン↓↓と。岸田内閣は、どうなることやら? おまけ。経済の数値は内閣府諸々、国の統計データで確認済み。 消費税と日本経済の関係だけ見れば、悪夢のなんちゃら政権とか。ジコウ以外の、あまりうまくやれてないと揶揄される政権でも、消費税をきっかけとする経済の低迷はなかった訳で。消費税導入以前のいわゆる贅沢税…
レギュラーガソリンが1リットル166円だった。うち25.1円その分の消費税2.51円は、「暫定」と言い続ける政府が貪っている分。税金もアレだけど、車が贅沢品扱いの国って文明国なん??? 政治屋やら政党やらを名指しで「批判」するヒトっちは、選挙へ行っているのかな?…という疑惑。まぁ「批判」の時点で、対話でも議論でもなく、ただの愚痴なのだけども。理があるなら、批評だろうし。 このところのニュース報道諸々で。「減税」の話がチラホラ出ているけれど。所得税って、多くの人がそんなにべらぼうな金額を納めてないのよね。むしろ、社会保障の方が多いし…。所得減税になるのか給付金のばら撒きになるのかしらんけど、その…
Michael Hudson michael-hudson.com 2023年7月12日ラディカ・デサイ:皆さん、こんにちは。2週間に1度、現代の政治・地政学的経済についてお送りするこの番組、「ジオポリティカル・エコノミー・アワー」の第13回目へようこそ。私はラディカ・デサイです。マイケル・ハドソンです。ラディカ・デサイ:そして今日も前回同様、アン・ペティフォーと一緒に、現代の緊急課題である第三世界の債務危機について議論します。前回も申し上げましたが、この番組にこれほど権威あるゲストはいません。アンについてはほとんど紹介する必要はないでしょうが、特に債務問題に関して、また彼女の幅広い貢献につい…
考えを堂々巡りさせないためにも、どこを歩いてきたのかを記録しておく。純粋に自分のために書いている
トービン税ではないが、キャピタルゲインに対する税を導入したアメリカのワシントン州は、税収がかなり増えたとか。税収を増やしたければ、金がうなるところに課税する。この至極真っ当なやり方が、二十一世紀になるまで始められなかったことに驚愕しかないが。日本は二十三世紀まで無理かもな。 つまるところ。消費税ってのは、税の仕組みとしては失敗作なのよ。今の不公平な世の中では。 ~~6月27日の呟きより