キプロスの首都。20万都市。
トルコ系の北キプロスと南キプロス(キプロス共和国)に分断された都市。
もともとビザンツ帝国領だったキプロスは、1191年に十字軍遠征途上のイングランド王リチャード1世によって成り行きのままに占領され、さらにフランク系十字軍国家の一つエルサレム王国のものとなった。後、エルサレム王国の分家が王家として分離し、キプロス王国となった。この時代にはニコシアに宮廷が置かれていた。
その後、1489年にキプロスはヴェネツィア領となる。が、ビザンツを滅ぼしたオスマン帝国が地中海の旧ビザンツ領は全部俺のもの理論を発動、来襲する。1571年にキリスト教国連合艦隊の来援も間に合わず、島はオスマン領となる*1。
時は流れて19世紀。反乱が鎮圧されたり、大火が発生したりして、市のかなりの部分が破壊された。
一方、瀕死の病人となったオスマン帝国にこんな重要拠点は任せておけぬと大英帝国が統治権を1878年に獲得。すぐに植民地の中心都市としてニコシアの再建に取りかかった。
第二次世界大戦後にイギリス統治への反発が強まり、ギリシャへの併合を主張するギリシャ系住民とトルコへの併合を主張するトルコ系住民との対立が激化。
1960年にとりあえずキプロス共和国として独立、ニコシアが首都となる。が、1974年にギリシャ系によるクーデターが発生し、それに対抗してトルコ共和国が軍事介入、ニコシアは両勢力によって分断される結果になった。
*1:腹いせに連合艦隊は帝国海軍をレパントで撃滅したが
真実を見つめるとその先の姿が見えてくる。 国際金融ブローカーの憧れの的、歴史的資産に関する本当の話はを言えば、第一次世界大戦、第二次世界大戦における戦争資産 300万トン 65京ドルのゴールドは、AU準備銀行(非公開)は、世界に約8000箇所に保管された金で構成されており、その金塊を守っているのが米軍、Natoであり、その金塊の担保力をつかって、ゴールドクレジットを発行している企業は、AU準備銀行(軍部)のフロント企業として16社の企業体があり、その企業体が世界の通貨発行権なるゴールドクレジットを発行して世界に配当している。これが、世界の通貨発行権の仕組みと言える。 AU準備銀行のフロント企業…
歴史的資産を管理する企業体について 歴史的資産を管理する企業体は、10数社あります。これは、米国国務省UCC(統一商法)で登録されている企業になります。この情報は、筆者が所属するMete財団の公式Webページからリンクをジャンプすると米国ニューヨーク国務省のサイトのUCCのサイトに繋がり、情報が見れます。日本では、歴史的資産についての本当の話が知られていませんが、米国は、あまり隠さず、公開しています。 筆者が話題にしている日本の企業育成資金の財源も、もともと歴史的資産を管理するAu準備銀行からの利子の配当金ですから、仕組みは少し代わっていますが、同じ企業体の延長線上になります。 https:/…