(Bashi Channel) 台湾島南端からフィリピンのルソン島間の水域のうち、台湾島側は西は猫鼻頭の岬と東は鵝鑾鼻の岬の約10kmの範囲とフィリピン領バタン諸島(バシー諸島)との間にある海峡。 バタン諸島以南をバリンタン海峡(ルソン海峡)と呼ぶ。幅は約150km。黒潮が2〜3ノットで北流する。太平洋と南シナ海を結ぶ交通の要所で、国際通信海底ケーブルが存在し、軍事的にも重要である。
はじめに バシー海峡とは 潮音寺とは バシー海峡戦没者慰霊祭 参加方法 おわりに はじめに こんにちは。記事をご覧くださりありがとうございます。 今回の記事は正規留学情報に関係ありません。 私は台湾の日本統治時代に興味があり、日本語世代の方々のお話をお聞きしたり、イベントに参加させていただいたりして、少しずつ少しずつ勉強しているところです。 今回お話ししたいのは、2023年11月19日(日)に屏東縣・猫鼻頭で執り行われるバシー海峡戦没者慰霊祭についてです。 バシー海峡とは 台湾屏東縣鵝鑾鼻から見たバシー海峡 台湾とフィリピンの間に位置するバシー海峡。 そこは太平洋戦争中、「魔の海峡」「輸送船の…
それは株価の暴落に備えることです。 欧州はガス供給をロシアに依存しています。 戦争は起きなくても、ロシアの行動によって欧州各国にエネルギー危機が起きる可能性があります。 ドイツは既に電力危機です。 日本周辺でも台湾で緊張が高まっております。 台湾周辺、南シナ海のシーレーン確保は日本の死活問題であり、決して他人事ではありません。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.script…
「アメリカは日本を守らない」--米軍最強という幻想--のつづき、最後です。 北村氏は第二次大戦後の島しょ攻防戦を表にまとめておられる。 多くは、島しょぼ防衛側が失敗し、攻撃側が成功している。 日本も、大戦初期の島しょ攻撃時には成功し、防衛側が失敗、逆に大戦後半、日本が守る場合は失敗となっている。 この結果からは、とうしょ防衛の困難さがうかがえる。 ただ、相手側に膨大な犠牲を強いる事は可能で、攻める側は、膨大な兵力と物量がないと最終的な成功もおぼつかないだろう。 そこで、米軍海兵隊が行おうとしている「海兵沿岸連隊」について、上記の結果などから見て、成功的なのか?内部では議論も起きているようだ。 …
Andrey Gubin Valdai Club 10 April 2024北東アジアのすべての国(モンゴルを除く)は、最も戦闘能力の高い潜水艦隊の創設を目指している。韓国が、そして将来的には日本も、地上目標を攻撃する任務に明確に重点を置いていることは注目に値する。彼らの焦点は、より遠隔の海域での長期作戦のためのステルス性と自律性の向上でもある。台湾は独自に潜水艦を建造しており、実利をもたらすとは思えないイメージ・プロジェクトのように見える。北朝鮮は、核抑止力の優先順位に従って、既存の物質基盤の可能性を最大化し、自らの能力から進めている。東アジアでは、古典的な地政学理論によれば、海洋国家と陸上…
「アメリカは日本を守らない」--米軍最強という幻想--のつづきです。 チョークポイントとは、海洋国家にとって地政学的な海洋力(シー・パワー)にとって重要な海上水路、主に海峡や運河を指す。 著者は、アメリカにとって重要なチョークポイントの項目があるそうだ。 ジブラルタル海峡--大西洋←→地球海 スエズ運河 --地中海←→ バブ・エル・マンデブ海峡--紅海←→アラビア海 パナマ運河 --カリブ海←→太平洋 ホルムズ海峡 --ペルシャ湾←→インド洋 マラッカ海峡 --南シナ海←→インド洋 ルソン海峡 --バシー海峡・バリンタン海峡 7つもあるという事は、アメリカが世界中の海に強力な海軍力を持っている…
新しい包括的列島防衛構想(Comprehensive Archipelagic Defense Concept)は、中国と台湾に面する最北地域への戦略的方向転換を意味する 。 2019年5月28日、国旗の日を記念してバタネスのマブリス島の山頂でフィリピン国歌を歌うフィリピン軍-北ルソン司令部。画像はこちら: X Screengrab / ABS-CBN Richard Javad Heydarian New Eastern Outlook March 16, 2024フィリピンは新たな包括的群島防衛構想(CADC)を正式に始動させた。これは、台湾に近い最北端の島での軍事プレゼンス強化を命じるな…
中国「軍事強国」への夢」の続きですが、これで終わります。 文春2月号に「台湾『2025海上封鎖』」シナリオと題する論文が載っている。 中国「軍事強国」への夢」の監訳者・峯村健司キャノングローバル戦略研主任が台湾戦争の可能性について書いたものだ。 峯村氏は、中国人民解放軍を長期に取材・研究している。まず、中国軍は台湾侵攻と同時に尖閣を攻撃するシナリオは低いという。 日本では尖閣に中国が攻めてくると盛んに煽られているが峯村氏は、それを否定。当然だろう。中国はできるだけ日本を巻き込みたくないし、尖閣上陸に戦略的意味はないから。これは田岡氏らも主張している。 中国としては、可能な限り米軍を介入させない…
中国「軍事強国」への夢のつづきです。 中国が海洋進出に向おうとする動機はわかる。 西洋の列強各国が海洋進出で世界に植民地や覇権をもたらしたからだ。 中国もさまざまな侵略を、海洋から受けた苦々しい歴史を刻んでいる。 またアジアでも、海を渡って日本が戦争を仕掛けてきた。 日清戦争で負けた結果、いま問題になっている台湾を割譲させられた。 著者の劉氏が言う、海軍が弱かったからだという教訓はうなずける。 また、中国の貿易の大半は海洋をつうじて行われている。 石油や天然ガスなど、エネルギーの多くはマラッカ海峡と南シナ海をつうじて輸入している。これらのシーレーンがふさがれると中国は窮地に追い込まれる。 . …
バタネス島最北端の施設と港湾が大幅改修へ、米比協力で潜在的な台湾戦争に備える。 Richard Javad Heydarian Asia Times February 26, 2024「中国との関係は、激しい戦略的競争のひとつである。同時に、米国はこの競争が誤算や衝突に陥らないよう、責任を持って管理することを約束する」と、ダニエル・クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は最近の大西洋評議会のシンクタンクのイベントで述べた。「我々は、(発展途上国が)我々と(中国の)どちらかを選ばなければならないような事態は望んでいない。しかし、私たちは、彼らが選択肢を持ち、強制されることなく決断で…
みなさん、こんにちは。 本ブログでは、食料危機の発生要因として有事と大規模自然災害発生の二つをあげ、物流が長期間停滞することで急激に食料危機に陥る可能性を指摘しました。ここでは二回にわたり、その他の要因も含め食料危機発生要因の全体像を整理し、さらに食料危機の根本原因についても触れることで、食料危機対策が必要な理由について深掘りしていきます。 ◇東京都荒川下流域 海抜ゼロメートル地帯が広がり水害リスクが懸念されている。 ・食料危機対策実施優先度の評価 食料危機発生要因は、「人間活動」と「自然現象」起因するものに大別され、さらに細かく分類されます。本評価では、これらの要因ごとに食料危機対策実施優先…
中国が台湾南岸近くのフィリピン基地への米軍の立ち入りを禁じる警告を発したため、マニラは軍事費を増加させた。 Richard Javad Heydarian Asia Times February 21, 2024中国政府が出資する華洋海事センター会長の呉士存は、中国は南シナ海で「必要なときに剣を見せる」べきだとフィリピンを砲撃した。香港の『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』紙に今週掲載された彼の挑発的な記事によれば、この中国の海洋専門家は、海洋紛争を管理するには「中国の忍耐と自制心だけでは十分ではない」と付け加えた。中国が今月初め、フィリピンが台湾の南岸に近い、人里離れた、しかし戦略的に重要…
太平洋戦争末期に乗っていた船が攻撃を受け、命を落とした子どもや若者は多かった。広く知られているのは1944年8月に沖縄を出港した学童疎開船「対馬丸」だ。米潜水艦に撃沈され、児童ら1500人近くが犠牲になる惨事となった ▼現在の五泉市にあった村松陸軍少年通信兵学校の生徒が乗った「摩耶山丸」も魚雷攻撃に沈んだ。10代の若者が繰り上げ卒業し、南方へ向かう途中だった ▼国民的キャラクターの「アンパンマン」を世に出した漫画家の故やなせたかしさんも、弟の柳瀬千尋さんを台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡で亡くしている。京都帝国大の法学部生で、学徒出陣したのだった ▼「輸送船ごと撃沈されてしまったんで、骨も…
バレンタイン任務一号作戦をクリアしました。
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2023-11-28 🌊2:─1─若い世代は北方領土返還運動を面倒くさいと思う人がほとんど。~No.2 2024-01-12 🌊2:─2─18~29歳と30代では北方領土返還運動「参加に否定的」が6割強。~No.3 ・ ・ ・ 中国共産党は、日本との戦争を避ける気はない。 中国軍は、日本との戦争を計画し、軍備を増強している。 ・ ・ ・ 日本人と言っても、現代の日本人と昔の日本人は別人のような日本人である。 日本の若者は、戦争をしてまで日本を守る気がない。 ・ ・ ・ 2024年1…
繰り返し参照したい情報を記録する目的で始めたブログなので、繰り返し参照したい情報を記録します。本当はちょっと癪ですが、毎週節分任務を調べるのも嫌だなあと思ったのでまとめます。
みなさん、こんにちは。 本ブログで、食料危機発生の原因となる可能性の高い事象の一つとしてあげているのが有事です。最近では、パレスチナ・ガザ地区での戦争に関係して紅海での船舶攻撃が激化し、海上輸送停止が相次いでいることが問題となっています。それでは、このような有事によるシーレーン封鎖が発生した場合、日本の食料供給に対して、どのような影響を与えるのでしょうか。 ◇東京港・大井コンテナ埠頭 東京港は日本で最もコンテナ取扱量の多い港です ・日本におけるシーレーンの重要性 日本は資源の多くを国外に依存しており、食料やその生産・物流を支えるエネルギー資源も例外ではありません。また、輸入貨物(重量ベース)の…
著者の縄田さんは文芸評論家として活躍していますが、特に対象としているのが時代小説ということです。 この本では時代小説の中でも戦中派と言われる世代の作家が書いたものを取り上げています。 その作家が、柴田錬三郎、五味康祐、山田風太郎、隆慶一郎の4人ですが、いずれも大正末の生まれで戦争中には大人となっていた戦中派と言われる世代の人たちです。 従軍体験もあり、柴田錬三郎は戦地に向かう輸送船が撃沈されてバシー海峡で長時間漂流するということもありました。 縄田さんはそれら作家の代表作を選び、それについて詳細に解析していきます。 柴田錬三郎は「眠狂四郎」、五味康祐は「柳生武芸帳」、山田風太郎は「柳生忍法帖」…