「ダリウスは今日も生きづらい」 アンディーブ・コラム 集英社 2020年12月20日第1刷発行 心をゆるめたい時に、おすすめ。 読んでよかった。 数時間で一気読み。 アカデミーヒルズのおすすめの本だったので読んでみた。 最初は、普通に家族愛の物語かと思って読み始めた。普通に、文章表現が面白いなと思いながら。394ページ結構な分厚さの本である。 最後の5%ぐらい、怒涛の展開。号泣しながら読んでしまった。 やはり父親と息子の、母と息子の、そして家族みんなとの、友達との愛の物語。 ごくありふれたテーマだけれどもやはり心にしみる。 特にしみる。 主人公とその父親は、二人そろって鬱を背負って生きている。…