通院日。医師の診察後、急な展開ではじめてケースワーカーと話す。 これまでのことや現在の困りごと、住まいについて考えていることなどをぼろぼろと伝えたら、たすけになるかもしれない現実的な手立てをひとつひとつ紹介してもらえた。そういう時間を与えてもらえただけでもかなり心づよかった。 これ以上はどうしようもないんだろうな、と思い込んでいたことが案外どうしようもなくなかったりして、社会にはまだはなしに行ける場所がたくさんあるんだよねと思いながら帰ってきた。 帰宅後、友人に小包を出しにポストへ。レターパックにヴェイユの工場日記とコンビニ人間、むらさきのスカートの女をぎゅうぎゅうにつめて送った。芥川賞率がた…