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適応障害

(サイエンス)
てきおうしょうがい

ストレス障害の一つ。
進学、独立、結婚など、生活上の変化に対応できず、日常生活、勉強や仕事などが続けられなくなる。
「PTSD」は大災害や暴行など『非日常的』な出来事でもたらされるが、「適応障害」は日常的な出来事が発症の原因となる。
脳・神経機能の関与は特に究明されていない。

症状

  • 強い苦しみの感情
  • 気分の落ち込み
  • 不安感、焦り
  • 学業、職業などが続けられない(という恐れ)。
  • 破壊的、攻撃的なことをしてしまう(という恐れ)。
  • 社会的ルールを無視したような行動(破壊、暴走、暴飲、引きこもり、さぼりなど)

治療

治療は精神療法が中心で、薬物は期間を限って補助的に用いられる。

  • 薬物療法
  • 精神療法
    • ストレスに適応できるよう援助をする。

適切な治療で短期間(多くは3ヶ月以内)で回復する場合が多い。
しかし病気の原因となっているストレス因子の除去、あるいは軽減が行われない事には(適応できず)諸症状が再発する可能性が高い。

概説
 適応障害とは、ある社会環境においてうまく適応することができず、様々な心身の症状を呈する症候群であり、職場不適応や登校拒否(不登校)などと呼ばれます。心理・社会的ストレス(環境要因)と個人的素質(個人要因)とのバランスの中で、いろいろなストレス反応(心理反応、行動反応、身体反応)が生じますが、これらは外界からの刺激に適応するための必要な反応です。ところが、ストレスが過剰な時、個人がストレスに対して脆弱である時に、このバランスがくずれて様々な障害をきたすようになります。適応障害の発症に関しては個人要因が大きな役割りを果たしていますが、ストレスがなければこの状態は起こらなかったと考えられることが、この病気の基本的な概念です。

http://health.yahoo.co.jp/katei/detail/ST140070/2/
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