気分の抑鬱、意欲や生命感の低下など鬱状態を特徴とする精神障害。鬱病。
精神障害の診断と統計の手引き(DSM)又は疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)では、単極性感情障害又は単極性気分障害と呼ぶ。鬱憂症。抑鬱症とも。
気分が沈んで何かをする気力が起こらないようであれば「うつ病だろう」と誤解されることが多いが、疲労や、嫌なこと・困ったことがあるなど、相応の理由があって気が沈む場合、うつ病ではないことも多い。
鬱状態になる病気は二つあり、一つが躁相と鬱相を持つ「躁鬱病」で、もう一つが鬱相だけを持つ「鬱病」です。「鬱病」と言った時には、後者を指すものと考える方が適切であろうと思われます。
また、ややこしい話なのですが、「鬱状態」という言葉が、鬱病よりも軽い状態を指して使われることがあります。つまり、病名として使われる時の意味と、説明の中で使われる時の意味が異なり、上の説明でも病名でない方として使っています。
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