NHK交響楽団は、11月25日、26日に行われる予定の定期演奏会Aプログラムで振る予定だった指揮者の変更を発表した。本当は御大ウラディーミル・フェドセーエフが指揮をするはずだった。だが、病気により来日不能となってしまった。代替として、N響の指揮研究員である若手二人(平石章人氏および湯川紘惠氏)に引き継ぐことになった。この変更による払い戻しは行わない。 この発表に対し、ある意味当然の成り行きだが、ファンの間で異論、物議が出ている模様。 N響側の理屈については、いちおう分からないでもない。オーケストラが主催する演奏会というのは指揮者のリサイタルではないのだから、よほどの理由がない限り公演中止にしな…