ラピアクタ

[英] RAPIACTA

ラピアクタは、塩野義製薬が販売する抗インフルエンザウイルス剤(インフルエンザ治療薬)の商品名。タミフルリレンザと異なり、点滴薬となっている。

薬物の一般名は「ペラミビル水和物」で、アメリカ合衆国のバイオクリスト社が開発した。

日本では、2010年1月13日に承認された。

1回の点滴でタミフル5日分(2錠×5日分)とほぼ同等の治療効果があるとされる。

川崎医科大学小児科学の赤池洋人らが、第54回日本臨床ウイルス学会(2013年6月8-9日:倉敷市)で報告したところでは、インフルエンザによる熱性けいれんと診断され入院した小児約50例で、ラピアクタタミフルの解熱効果を比較したところ、投与開始から解熱までの時間はラピアクタのほうが有意に短かったという。

ただし、タミフルラピアクタ耐性インフルエンザウイルス感染して発症する例も増えており、万能ではない。

用法用量

成人

通常、300mgを15分以上かけて単回点滴静注する。合併症等により重症化するおそれのある患者には、1日1回600mgを15分以上かけて単回点滴静注するが、症状に応じて連日反復投与できる。なお、年齢、症状に応じて適宜減量する。

小児

通常、1日1回10mg/kgを15分以上かけて単回点滴静注するが、症状に応じて連日反復投与できる。投与量の上限は、1回量として600mgまでとする。