レイモン・クノー

読書

レイモン・クノー

れいもんくのー

フランスの作家、詩人(1903−76年)。1924年から29年にアンドレ・ブルトンなどとシュルレアリスム運動に参加した後、第二次大戦期までバタイユらと行動をともにして科学・哲学研究を行いつつ、『はまむぎ』(33年)、『わが友ピエロ』(42年)などの一連の言語実験を交えた小説を発表する。戦後は、言語実験を推し進め、『文体練習』(47,63年)、『地下鉄のサジ』(59年)などの作品を発表するとともに、〈潜在史学実験室(ウリポ)〉の創設にも加わった。

ユーモアと 詩情を兼ね備えた自由闊達な文体で知られる。映画にもなった「地下鉄ザジ」(Zazie dans le métro) や「文体練習」(Exercises de style) は有名。