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ヴァージニア・ウルフなんかこわくない

アート

ヴァージニア・ウルフなんかこわくない

うぁーじにあうるふなんかこわくな

 米国劇作家エドワード・オルビー(Edward Albee, 1928- )の代表作戯曲

1962年ブロードウェイで上演された。将来を嘱望されて私立大学の学長の娘と結婚しながら、学者として大成できなかった男ジョージと、子供を産めなかった妻マーサという中年の夫婦が、大学の新任の教員とその妻を招き、次第にお互いの傷をあばきたててゆく物語で、全編に猥雑なせりふがちりばめられている。

 エリザベス・テイラーとロバート・バートンの主演で映画化もされたが、失敗作である。

 日本では鳴海四郎訳が『エドワード・オルビー全集』(早川書房)に入っている。

 原題はWho's Afraid of Virginia woolf? で、ディズニー映画『三匹のこぶた』の「狼なんかこわくない」の歌をもじり、劇中で歌われる。ヴァージニア・ウルフ英国の作家だが、特に意味はない。これは「誰がヴァージニア・ウルフなんか怖がる?」→「誰も怖がらない」という意味なので、近年の日本での上演で「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」としているのは、誤り。