1932年生まれ栃木県出身。東京大学院比較文学博士課程修了。 明星大学教授。日本における妖精学の第一人者。ケンブリッジと オックスフォードの客員教授をへて、英国本島のコーンウォールに移住。 妖精美術館(福島県金山町)の館長も務める。
主な著書に「ケルトの神話」「「妖精の国」「妖精の系譜」「ケルト妖精学」など 主な訳書には「ケルト妖精物語」「ケルト幻想物語」「ケルトの簿明」など。
第28話「また会ったときに恥ずかしいからね」をもって「葬送のフリーレン」の放映が終わった。「葬送のフリーレン」は、2023年10月から冬アニメとして始まったマンガ原作のファンタジー作品だ。ファンタジー作品が好きな自分にとって、傑作が生まれた瞬間に立ち会えたことがすごく幸せだった。「葬送のフリーレン」は間違いなくファンタジーアニメの歴史に残る傑作であり、これをきっかけにファンタジー作品に興味を持つ人もいるはずだ。せっかくのチャンスなので、ファンの裾野開拓に少しでも貢献すべく、ファンタジー作品が楽しめるような歴史的背景をまとめることにした。 日本でファンタジー作品が広く楽しまれるようになったのは、…
一般社団法人 日本記念日協会 10月21日 - Wikipedia もちの木の実 たまごかけゴハンにオクラのおしたし、小松菜のおしたし、ポテサラ。ナスとキャベツと玉ねぎのみそ汁。タイの辛いふりかけのせ。 アジの開き(付き合いお取り寄せ)半身のせ、じゃがいも、オクラのおしたし、小松菜のおしたし、白ゴハン。ナスとキャベツと玉ねぎとワカメのみそ汁。 10月22日 - Wikipedia やきそばに、サラダチキンとレタスをそえて、小松菜のおしたしもそえて、白ゴハンにキムチとのりたま。麩とわかめとキャベツのみそ汁。 最初ハトかと思ったのですが、しらない鳥の死骸。くちばしが長い。 なんだろう。グーグルレン…
『水木しげるの古代出雲』 水木しげる/角川文庫 書店に並んでないのなこれ。つか、これも。 だから本屋はネット通販に負けるんだよ。 それはともかく。 晩年の水木翁が、ずっと気にかけておられたお仕事の一つが、古代出雲王朝について描くこと、でした。 何でも、夢の中に古代出雲族の青年がしつこく出てきて「描け描け」とプレッシャーを与え続けてきたそうで。 それで世に出たのがこの作品。 主だっては、古事記を判りやすく漫画にしたものと言えます。 ただし、古事記のままではなく「神=太古の人々」という解釈でのアレンジが加えられています。 これは、かなり昔に手塚先生が『火の鳥 黎明編』でやっておられたことと同じでは…
遅くなりましたが、下鴨神社の納涼古本まつりの報告。猛烈な暑さに加えて、初日かつ祝日のせいで人が多く、肩越しに覗かないと見れない状態で、まいりました。今年は古本仲間も暑さを敬遠して参加しなかったこともあり、12時までで早々に引き上げました。 均一棚を中心に、吉岡書店→赤尾照文堂→サンコウ・口笛文庫→indigo→栞書房→三密堂→小町書店と渡り歩きましたが、結局、購入したのは吉岡と小町の2軒のみ。 吉岡書店では、下記の4冊。 呉茂一/山田潤二譯『ルキアノス短篇集』(筑摩書房、昭和18年2月、250円)→以前、別の版で持っていたと思うが、読まないまま売ってしまったので買い直し。 シャミッソー手塚富雄…
【対談】「図書新聞」2022年4月2日号で樺山三英さんとの対談「内宇宙からのゲリラ戦」 訂正「月の呼ぶ村」→「月の飛ぶ村」【広告】「図書新聞」2022年4月2日号に、『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』(小鳥遊書房)【批評】「詩界」No.269(日本詩人クラブ)に「形而上詩の課題――武子和幸『モイライの眼差し』論」【翻訳監修】『ユーベルスライク冒険集』(ホビージャパン)【共訳】『ウォーハンマーRPG キャンペーン・シナリオ 眠れぬ夜と息つけぬ昼』(ホビージャパン)【被言及】大和田始さんによる「SF Prologue Wave」に『いかに終わるか 山野浩一発掘小説集』書評」【筆頭訳】『ライクラ…
思ったよりも自分の記憶が正しくて驚いているのよね。 皆さんが知っているアーサー王の物語はどんなものですか?私の最初の印象では、色々なバリエーションがあるので、人によって違うアーサー王の物語を知っているのだと思っていました。あとは魔術師マーリンがどう生まれたのかとか、そういう部分も物語によって違う説明がされてそうだなって。
妖精好きな人はイギリスで起こった「コティングリー妖精事件」をご存じの人も多いのではないでしょうか。 1917年イギリス コティングリー村に住む2人の従妹フランシス・グリフィス9歳とエルシー・ライト16歳が「妖精をみた。その妖精の写真を撮ってきた」と言って1917〜1920年で5枚妖精の写真を撮ってきました。 これらの写真をめぐってイギリス中が大論争! この写真を信じたのは「シャーロック・ホームズ」の作者アーサー・コナン・ドイル。スピリチュアリストでもあったドイルはこの写真とともに妖精について雑誌に掲載しました。 写真の鑑定が何度もなされ、写真偽造の痕跡はないだの捏造されたものだの、懐疑論者は「…
simmel20.hatenablog.com 〈いまを時めく〉成河(ソンハ)出演の舞台は3回ほど観ている。2010年9/15(水)ル・テアトル銀座で、ギリシアのホメロスの叙事詩を舞台化した、栗山民也演出の『イリアス』。ソンハ(当時はチョウソンハ)の役は、アキレウス(内野聖陽)の僚友で、アキレウスの部隊の戦士パトロクロス。 この男優の印象が強かったのは、二人の主演女優の相手役を演じた舞台。 simmel20.hatenablog.com 2013年8/9(金)世田谷パブリックシアターにて、サイモン・マクバーニー演出『春琴』の舞台。谷崎潤一郎の『春琴抄』の原作に忠実に、エッセイ『陰翳礼讃』の日本…
★★★★☆ あらすじ 弟の反乱により国王が殺される。その幼い息子は難を逃れ、出自を知らぬままスラム街の娼館で育てられていた。アーサー王伝説がモチーフの作品。126分。 www.youtube.com 感想 勝手に古代ヨーロッパのリアルな戦記物のつもりで見始めたので、いきなり魔術を使ったシーンに面食らってしまった。だがモチーフとなったアーサー王伝説自体がそんな物語なので、本来なら想定の範囲内のようだ。スケールの大きさを感じるさせる迫力のある映像が序盤から続き、少し「ロード・オブ・ザ・リング」ぽさがあった。 ロード・オブ・ザ・リング(字幕版) イライジャ・ウッド Amazon 反乱により王位を奪わ…
こんにちは、ゆりりうすです。 皆さんは旅行に行く時、どんな用意をしますか? まず、荷物を用意しますよね。衣類とか、タオルとか、本とか、服を洗う石鹸とか。場所によってはトイレットペーパーまで。お金と海外だったらパスポートも忘れずに。そして海外の場合は現地の言葉を少し。「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」「これは何ですか?」「これはいくらですか」「助けてください」等々…。 でもですね、私はこの他にもう1つ用意するんです。 それは旅行に行く土地の妖怪を調べてから行く、ということです。えっ、何言ってんの?まあ、そう思うのも仕方ありません。普通の人はそんな事しないのかもしれません。…