一等巡洋艦は、旧日本帝国海軍における巡洋艦の艦種の一つ。 1898年に巡洋艦の呼称ができたときには、排水量で分けることにし、排水量7,000t以上を一等巡洋艦とした。諸外国でいうところの「装甲巡洋艦」にあたり、一般的にもそう呼ばれていた。 1934年からは、ロンドン条約の影響で、従来とは異なる基準に基づいて区分することとなり、主砲が15.5cmを超える巡洋艦を一等巡洋艦とした。一般には「重巡洋艦」、もしくは「甲巡洋艦」と呼ばれた。