・天応1年(781) 4.3 光仁天皇の譲位により、山部親王は践祚した(桓武天皇)。(『続日本紀』) ・天応1年(781) 4.4 桓武天皇は、同母弟,早良親王を皇太子とした。(『続日本紀』) ・天応1年(781) 4.15 桓武天皇は大極殿において即位宣命を発した。(『続日本紀』) ※践祚の儀と即位礼はこの時に分離され、以後の恒例となった(米田雄介:監修 井筒清次:編著『天皇史年表』)。 ※即位宣命には、即位の根源として、天智天皇が定めたという「不改常典」が強調されていることから、父,光仁太上天皇のかつての即位とは異なり、新王朝の開始を意味するものであったとも解釈される(倉本一宏『はじめての…