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塩化カルシウム

サイエンス

塩化カルシウム

えんかかるしうむ

CaCl2

工場生産としては、炭酸ソーダ製造工程で製造される塩化アンモニウムに水酸化カルシウムを反応させて製造する。

一般的に販売されているものは水と反応させた2水塩(CaCl2・2H2O)で、純度が高いほど粉末状に、低いほど大きな累状・フレーク状になり、約40%程度になると液状(無色透明)になる。

吸湿性が良いので吸湿剤や融雪剤、集塵用として使用される。

氷の上に撒くと、空気中の水分や溶けた氷と反応して液化し、氷点の下がった溶液が周りの氷を溶かしていく。

散布後、累状に残る場合が有るが、空気中の水分や雨と反応してしばらくすると液化して流れていく。

塩素が含まれているので長期に金属と接触させておくと腐食を発生させるが、基本的には安定している物質である。

ただし、水溶液はアルカリ性(pH8〜10)なので、農耕地に直接散布すると土壌に影響を与える可能性がある。