Audibleでオススメに上がって来たので。本屋さんの話が続いたので今度は出版社のお話を。先入観なく選んだのが良かったようです。 「百年の子」 古内一絵 著 Amazon.co.jp 明日花は老舗出版社文林館でファッション誌編集部に配属していたが、突然「創業百周年記念 学年誌創刊百年企画チーム」という意にそぐわない部署に異動を命じられる。かつて自社の看板であった児童向け学年誌の歴史を調べて行くうちに、今は認知症となってしまった自分の祖母が戦時中学年誌の編集に携わっていた事を偶然知るが、祖母はその事を明日花には言わないように頼まれていたと母親から知らされる。何故祖母は孫が自身と同じ出版社に勤めて…