2001年に導入された陸上自衛隊の車両。製作は小松製作所。
装甲車ではなく、「機動車に装甲を施したもの」という位置づけ。「軽装甲」とは小銃弾に耐えうることを示す。それでも天井のハッチにミニミ軽機関銃を装備可能なポートがある。
陸上自衛隊イラク派遣にともないこの車両もイラクに持ち込まれた。取り回しのいい小柄な車体に比較的高い防御力を備え、現地のオランダ兵などから高く評価された。エアコン装備も好評らしい。
ただし、車体の形状がフランスのパナール社のVBLに似ており、パナール製と勘違いされることもあるという。
イラクに持ち込まれた車両は、防弾ガラスの強化、ワイヤーカッターの装備、上部ハッチの改良などがなされている。
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