作家、漫画原作者。1948年生まれ。 サンフランシスコ州立大学、早稲田大学中退。スポーツ新聞記者を経て、74年『退屈しのぎ』で群像新人賞、78年『九月の空』で芥川賞受賞。83年には自作『真夜中のボクサー』を映画化し、監督も務めた。 以後、青春小説、恋愛小説、経済小説、ゴルフ小説、時代小説と幅広い作品活動を続け、数多くの漫画原作も手がける。エッセイにはベストセラーとなった『こんな女と暮らしてみたい』がある
作者が会った楽天家達が如何に運を呼び込んだかを綴った本かと思いきや😳 作者本人がどんだけ楽天家で幸運だったかを綴った本だった😳 肝硬変で死ぬまで酒呑み続けたみたいだから😳 それは楽天家としか呼べんわな🍺🍶🍻🍷🥃🍸🍹🍾 オイラも気をつけよ〜っと🤐
【若き日々 (2)】 和泉「アメリカまで行っていろいろ経験したんですが、帰ってきたら、うちの親父(木俣堯喬監督)が東京に出て来て事務所をつくっていて「何にもやってへんやんけ」と。だったら手伝えよということで。
8月17日に作家の高橋三千綱先生が亡くなられた。 第79回芥川賞を受賞した「九月の空」からこの方を知った。 中学生のころだろうか、角川文庫のなんとなくおしゃれな感じの表紙で買ってみたのだが、内容も当然ながら非常に面白く、たびたび読み返した。 主人公小林勇と剣道の関わり合い、そしてその周りの友人たちがまさに青春そのものの生き生きとした筆致でつづられていく。 ヒロインの松山さんもはかなげかつひたむきな感じが可愛らしく、こんな彼女がいたら自分だったら即付き合ってるなと思ったものである。 あとは何といってもライバルである石渡君の存在。 さわやかで、かつ恐ろしく強い。勇はもちろん、自分から見ても非の打ち…
高橋三千綱 さん 作家。 1948年(昭和23年)1月5日、生まれ。2021年(令和3年)8月17日、死去。 訃報 高橋三千綱さんが死去 芥川賞作家、「九月の空」: 日本経済新聞 作家の高橋三千綱さんが死去 73歳 「九月の空」で芥川賞 | 毎日新聞 作家 高橋三千綱さん死去 「九月の空」で芥川賞受賞 | おくやみ | NHKニュース 作家の高橋三千綱さん死去 「九月の空」で芥川賞受賞、73歳:時事ドットコム 高橋三千綱さん死去 芥川賞作家「九月の空」:東京新聞 TOKYO Web 芥川賞作家の高橋三千綱さん死去 「九月の空」「退屈しのぎ」 - 産経ニュース
涙のしずくか、池ポチャか 20150507(了) 高橋三千綱/「フェアウェイの涙」 Tears Ⅰ. 男は生涯に三度、フェアウェイの彼方に少年時代の夢を見る。 ・父の耳 ・ライバル ・なまいき ・孤独 ・ティアップ ・祈り Ⅱ. 女は男の視線の先を追わない。男の横顔をだけを見つめる。 それでいいじゃないか。 ・バンカーショット ・気合い ・八年半 ・雪と竜巻 ・命 ・指 2005年10月/短編小説/双葉文庫/(1994年講談社文庫)/中古 <★★★△> 何かゴルフ系のものを読んでみたくなって見つけたのがこれ。 (カバー裏惹句) 勝負というものには、その背後に必ず人間と運とさまざ まな感情が…
芥川賞受賞作を遡って読んでいるひとこと感想の続きです。70年代の分です。 1980年代:続続続・芥川賞ひとこと感想日記(1989-1980) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 1990年代:続続・芥川賞ひとこと感想日記(1999-1990) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2000年代:続・芥川賞ひとこと感想日記(2009-2000) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2010年代以降:芥川賞ひとこと感想日記(2022-2010) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) ■ 森禮…
当ブログでは前々回に手塚賞入選作家たちのその後を、前回は手塚賞入選作家の入選作を含む短編集の紹介をしてきた。となると、入選作だけではなく準入選作や佳作の作品、ついでに赤塚賞の方も気になってくるのが人情ではないだろうか。…気になってこなくても気になってくると答えるのが人情だろう そんな事言っても、入選作はジャンプ若しくは関連誌に掲載されるから例えその後作者が単行本を出せずに消えたとしても最悪バックナンバーを探せば読めるが、それ以下の作品は掲載されない方が多いから読めないじゃないかとお思いかもしれない それが、読めるのである という訳で今回紹介するのはこちらの単行本だ めざせ漫画家!手塚・赤塚賞受…
昔読んだ中上健次のある発言が強烈に記憶に残っていて、最近になって今さら気になりだした。時期的にみて『中上健次1970-1978全発言I』、『中上健次1978-1980全発言II』だろうと思ってめくってみたが見当たらない。じゃあ、これかと、柄谷行人との対談『小林秀雄をこえて』をめくってみたらあった。 「私」とか「ぼくは」とか……そういうやつは、おれはきらいなんだよ。「ぼくって何……」と言っているやつを、なぐってやった(笑)。 この中上発言を受けた柄谷は、「同感だね」と応じている。ひどい話だ。 実際に殴られたのは1977年に『僕って何』で芥川賞をとったばかりの三田誠広。その時、三田の肋骨にひびが入…
1月5日本日誕生日の全国35万人の皆さん誕生日おめでとうございます (拙句)早梅を心の苑に見出せし 雅舟 【花】ウメ(バラ科) 【花言葉】澄んだ心【短歌】澄みわたる正月五日の庭の梅凛々としてひとつひらきぬ 松の内はまだ本格的に世の中が動き始めていないせいか、空は青く澄み渡っています。木々の葉が落ちつくした庭にウメの花が春の予兆のようにきりりと一つ開きました。 【季語】梅 【俳句】 梅一輪一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪 しら梅の明る夜ばかりとなりにけり 与謝蕪村 勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男 【万葉歌】正月立ち春の来たらばかくしこそ梅を招きつつ楽しきを経め 【1月5日 誕生日の有名人】 夏…
木曜日。 8月の末日。 明日から9月ですが、まだ当分暑いようです。 「今年は暑い」といろんな方面から聴こえてきますが、正確には「今年も」でせう。 月刊誌「文藝春秋」に掲載された高橋三千綱 の『9月の空』という芥川賞受賞作を読んだのは何時のことだったかな。 剣道少年の話だったような。 ググってみましたが、1978年だそうで、当時のおれは二十歳っすね。 あの頃の9月の空はいまより高く、初秋という語も日常的に使われていました。 『小さい秋見つけた』という歌もあり、コウロギも鳴き始める頃合いでした。 あとは特になし。 ここまで。 明日も書きます。 今夜の1曲。 Badfinger『No Matter …
作品名 枳殻家の末娘 作者 高橋三千綱 総合点 75点 容姿 端整な顔立ち 年齢 17歳 職業 無職 性格 大胆 大きさ 豊かな胸 合意 有 タイプ 和 回数 複数回 対象 ロックスターほか 勝ちヌケル度 2 書評 端整な顔立ちのティーンエイジャーは、ロックスター相手に性交とオーラルセックスをしたと語るが、何かを隠しているようで。 枳殻家の末娘作者:高橋 三千綱青志社Amazon
https://membersmedia.m3.com/articles/8030#/ 今回はかなり難産。全12回の予定だが息切れ気味・・・少し連載間隔をあけてゆとりをもちたい。 闘病記が語る「情報過多の中で健康問題を決める危うさ」 65歳すぎの元外科医ホンタナが、医学知識のアップデートに役立つ一般向け書籍をセレクトし、テーマごとに同世代の医師に紹介するブックレビューのサード・シーズン「新私の本棚・65歳超えて一般書で最新医学」の第7回、テーマは「闘病記」です。 書店に行くと、さまざまな闘病記がありますね。病名は、がん・難病・認知症が多い印象です。 そんな闘病記を読んで感じるのは、ネットを中心…
西加奈子『くもをさがす』(河出書房新社)を読む。4月30日初版発行で、4日後の5月4日付でもう3刷となっているベストセラーだ。カナダに滞在していた西加奈子が乳がんと診察される。ステージ2Bだった。リンパ節に転移しており、抗がん剤治療を経て両乳房の切除に至るカナダでの闘病生活を綴っている。幼い子どもはまだ4歳だった。 家族に聞かれないよう風呂場で号泣した、その後もしばしば泣いたと書いている。 私が食道がんのステージ3であることを診断されたのは72歳だった。それは西加奈子との大きな違いだろう。私はもう人生の終わりの年代だった。娘は結婚していたし、私自身仕事からは離れていた。がんの診断はそこそこ驚い…